今日で7月も終わり。そろそろアフリカ熱から覚め現実を見なくてはと、また日本での観劇に今自分はどういう舞台をやりたいのかという思いもあり観劇し続け7月末になって久しぶりにさらっと役者のセリフが普通に耳に届いてきてああいいなあという作品に出会いました。怪談 牡丹灯籠。演出がよかったです。やはりこういうものを見ると演劇の可能性を感じます。舞台中央に心棒がありその棒を中心に布が大きく装着され観劇前から永遠と回転し続けます。私には帆船のように見えました。ざわつく日々変わる観客の気持ちをこのメトロノームのように緩やかに回転し続ける布が人の気持ちを少しづつまとめ、さりげないセリフで導入。また影の力も想像力が湧きよかったです。アフリカで観た芝居も多く影絵を駆使されたものもがあり思いだしました。
そしてアフリカの芝居。
Mbzeni「彼女に聞いて」英語・コサ語:カンパニー南アフリカケープタウン
「四人の孤児の少女の物語。話は小さな村で起こる、その村唯一の墓地が孤児たちと村人たちを分け隔てているが…」
この芝居よかった。正直言葉が全然わからないのですがリズムと個性。上手い。ダイナミックな女の子達。こんな芝居を日本でも見たいのですがなかなかないですね。
~吉村さんが亡くなってから、調子がでなかったりひとつのことに突き進めないような思いが沈殿していたのです。だから思い切ってアフリカにも行きました。でも最近ようやく元気になってきたなあと自分で感じます。一歩突き進めば新しい出会いもある。頑張ります!