ABOUT US

1982早稲田小劇場入団
1988劇団第三エロチカ入団
2001ZORAを劇団第三エロチカ吉村、坂本で活動。
2015吉村他界。
2019ZORAを閉じる。
2021「プロジェクト榮」を、演出:俳優/篠本賢一、
舞踊家:俳優/花柳妙千鶴と活動開始。
2023「よなよな」久保庭尚子と立ち上げ。

2018年6月24日日曜日

濡れる花々


 小雨降る中、植物公園に行ってきました。平日で人もまばらで草木、花々をゆったりと鑑賞しました。バラ園の名残りと紫陽花が。また様々な花が雨に濡れ、息をしています。晴れてなくても、しっとりとこんな楽しみ方もある。


かたつむりを久しぶりに発見。先日はヒルもはじめて見たし。自然の中で生きているのに、建物の中、劇場にいると出合わない。こちらがおでかけするしかないです。 でも比較的私は、東京でも緑の中で生活しているほうだと思います。


さて今年は7月からかもねぎショット稽古開始。そしてタテヨコ企画と秋迄ノンストップ。体調と体力が全て。色々な事が開花するまでは時間がかかります。でもその時まで…



皆さんも天候が変わりやすいこの時、どうぞご自愛のほどを。沢山寝てくださいね!

2018年6月17日日曜日

夢の中で抱きしめて

その映画を見たとき、彼女がその女優がとても好きになってしまった。情熱とプライドが高く何よりも素直な一途さがある。だからこそ零れてくるものが切なすぎる。その女優はその映画が原因かと噂され、その後自殺した。


 はじめて彼女を映画で見たとき、イ・ビョンホンの相手役で素人臭く気にもとめていなかった。それなのに数年経ちその映画を見たとき明らかに女優になっていた。一家を自分で支え、身体全部を映画に捧げていた。行き場のない役に一人で苦しむ彼女は、自分の人生でも苦しんでいたのではないかと深読みする。それもプライドの強さから甘えたところを見せず凛としている。私はそんな女の人が好きなんだと思う。

彼女が映画の中で歌うこの曲が好きで、アマゾンで購入。「夢の中で抱きしめて」
アイルランドのバンドグループ、ザ・コアーズの歌をカバーして、


彼女が映画の中で歌っている。好きな人に満たされている女心の幸せ感が電波してきて、このシーンは私の中でいつまでも網膜の裏側に焼きついて離れないだろう。
イ・ウンジュが歌う♬「夢の中で抱きしめて」


でももうちょっと生きていてくれたらと思う。時間が解決できることもある。流すことを覚えたり。何より新しい人との出会いがある。


~~そして話は変わり
私は…曇り空の下、撮影に行き、新しいメンバーと出会いました。
公園の中に水田もあり、古民家も。

生の火を見、日本の女の人がいかに手作りで生活をしてきたかを改めて感じます。
私は今の時代を生き抜き、もっと人と関わっていきたいです。皆様、またです!

2018年6月11日月曜日

山とエメラルドグリーンの湖


公演を終えて楽しみだった山へ。子供のように遠足へ行く前の日のときめきがある。数日前から天気予報は雲のち雨。懸念しておりましたが、まさに目を覚ました時からピーカン山を下るまでピーカン。もう湿気と暑さでうだり登るたびに汗が滴り落ち、心臓がバクバク。ハイキングコースの入口で、山ヒル注意のメモとスプレーが。山ヒル?と見たこともない私。でも怖がりなので万遍にふりかけ山中へ突入。

そして山の頂点へ。そこからまた展望台の階段を上がった時。360度一面見渡す限りの絶景。エメラルドグリーンの湖が広がり、溜息と感動。目を奪われる瞬間でした。


ほっと一息。ひと公演終えたら山へ行きたい。自然の中で息をしてまた下界へ。

かもねぎショットのワークショップもはじまりました。次回は9月公演です!

■『息衝く』横浜シネマリン公開 6/23(土)~より
初日 6/23(土) 12:15 の回、上映後14:25~舞台挨拶;木村文洋(監督)、他予定。 

2018年6月3日日曜日

公演を終えて



公演翌日。疲労感を抱えトボトボいつもの緑のトンネルを抜けようとすると紫陽花が咲いておりああ5月も終わるのだなあと思いながら、紫陽花が咲き乱れる時に亡くなった観世栄夫さんを思いだしました。そして瞬く間に1週間が過ぎ去りました。

私にとって今回は始めての演出家の方、役者さん達でした。稽古は怒涛の如く過ぎ去っていきましたが、フレッシュで一緒にやれてよかったと思います。創作はこれまでの仲間との信頼関係もありますが、全く新しい方との出会いは何が起こるかわからない賭けでもありドキドキ。恋愛日和メンバーの方にもお礼を言わせて頂きます。

今回4作品ありましたがそれぞれに趣も違い、作品選びはやはり大切だと思い知らされました。これまで仲間と合宿し作品を選びテキレジした4作品。自分が読んでた時の印象とは違う趣となっており創作というものの広さを感じ、発見でした。韓国のケーポップは華やかだったりしますが舞台戯曲は韓国の厳しいを状況を如実に捉えています。でもそれをどう料理するか、今後も課題ですね。

「恋愛日和」は若いリズムで幕が開き、韓流バラードに泣く。音響の岸本楽君がくれたCDがうれしかったなあ。このCDを聞くたびにこの公演を思いだすことでしょう。やはり何も冒険しなければ道は開かれないし刺激もありません。だから前向きです私。

来て下さった皆様にまだお礼を言えてなく大変申し訳ないのですが、少しづつご連絡させて頂きますね。お越しいただきました皆様、本当にありがとうございました。

映画「息衝く」
5月30日(水)ドイツ・フランクフルトにおける、ニッポン・コネクション上映
http://www.nipponconnection.com/program-detail/breath-of-rokkasho-en.html