ABOUT US

1982早稲田小劇場入団
1988劇団第三エロチカ入団
2001ZORAを劇団第三エロチカ吉村、坂本で活動。
2015吉村他界。
2019ZORAを閉じる。
2021「プロジェクト榮」を、演出:俳優/篠本賢一、
舞踊家:俳優/花柳妙千鶴と活動開始。
2023「よなよな」久保庭尚子と立ち上げ。

2017年12月31日日曜日

吉村恵美子写真館2017




↑この3枚はZORAを立ち上げた頃です。


↑ZORA「誤解ドロップ」母親役。日暮里本行寺で。私の好きな写真です。
ZORA「動機」
ZORA「エレベーターの鍵」
ZORA「ブラックストーンホテル」
オーストリア:グラーツ
黒子の方と。

すごい着物でした。

「四谷怪談」女子高生の吉村さん。
 戸川純さんが相手役で、吉村さんはこの役を気にいってたと思います。
            
フィンランドでの打ち上げ。少しつづ仲良くなっていきました。
旧姓工藤真由美さん、吉村、坂本で劇団の後半は女三人でよく一緒にいました。




写真を整理していると私がガラ携なので映りが悪く申し訳なく思います。こんな時もあったと感じてくだされば幸いです。もっと多くありますがもう限りないので。いろいろ思った二年でしたが、やっと笑顔で「吉村さん!」と言える年の終わりです。
今年一年ありがとうございました。

2017年12月18日月曜日

感じる気持ち

今日からは忘年会、観劇と日々めまぐるしいので。
今回は今年の思いをちょっと…

南アフリカ、ロベン島に行く際の港で購入したマンデラ大統領の板。
投獄された方が大統領に。今年は南アフリカの海が見れてよかったです!

吉村さんがいた頃は、お互いの思いをブログで吐露していました。それが作品を作るうえで、ZORAは二人だけだしその思いがあっての作品だから当たり前だと思っていました。でも吉村さんが亡くなってから私はこのブログを持て余していました。一人になると、私自身の中で役者としての思いが募り、好きな作品はこれからもでてくるかもしれないけれど、与えられた役にもっと没頭していきたいと思う気持ちが強くなっていったからです。与えられた期間の中で役を追及するには時間は多くありません。制作もやり何もやりでは気持ちが拡散していく。それは避けたい。吐露せず自分で作品を選ばず、与えられた作品の中で生きていこうかと…。でも気づきました。そんなことに線を引くこともない。そう思ったらまたやればいいのだと。

今年は私にとって自分を変えてくれる年でした。ずっと芝居をやり続けお金もなく、自転車操業で目の前の事だけに集中してきました。ゆったりした心もちなんて…

夏に本当に久しぶりに海で泳ぎました。高校時代、水泳部であり泳ぐことはできるのですが。海はプールとは違いますし。自然の中で躊躇している自分、戸惑いながら足場が怖くて。でもたゆとう魚をゴーグル越しに見ながら、感じている自分に気づきました。「感じる」この感覚は当たり前なのかもしれませんが、私がもうずっと昔に忘れかけていた新鮮な感覚でした。封じ込めていた長年の歴史、自分はそうじゃなかったじゃないと気づき溢れ出す思いが心の奥底から滲み出てきて…。封じ込めていた原因も封じ込められていたことにもわかってはいたのですが、それに決着することができずにいた。でもきっとずっとそうじゃないと求めていた。人生は変わっていくのですね。だからどんなに時間がかかっても諦めてはいけない。それが私にとってこれから新たに生きるエネルギーを与えてくれ、そう感じることができたことが、私にとって今年の最高の幸せです。


頂いたオーガニックの赤ワイン。なんともいえないさりげないやさしさがありました。忘れかけていた心の襞にも似て。弟は私の好きなコーヒーを。あとリトアニアで購入したマトリョーシカ。このスパイみたいな顔のマトリョーシカはなかなかなくて気に入ってすぐ購入。今日は久しぶりに吐露しました。涙が出ちゃいますね。でも表現の世界にいるのですから当たり前かな。皆さんもどうぞいい年の終わりを。

2017年12月11日月曜日

「愛川ふれあいの村」合宿に行ってきました!


小田急線本厚木よりバスで1時間。ぐんぐん山へ。もう寒くてしょうがなかったですけど空気は澄みきり清々しかったです。久しぶりにモズ企画のメンバーと時間を共にしました。総勢12名。一日座りっぱなしで韓国語から訳された日本語版戯曲4本を皆で検討。そして自分の役も決定しました。来年の「韓国新人劇作家シリーズ第5弾」に向けて始動開始!













今年ももう少し。
いろいろな整理に皆さん追われてることでしょう。私も思いを新たに整理していきます。どうぞあたたかく一年の終わりの月が充実して終われますように。一日一日、頑張りましょう!

2017年12月4日月曜日

楽しいことは…中国、韓国そして日本


11月末から沢山のご案内をいただきながら行けなくて本当に申し訳ありません。結局、この期間に行けたのはひとつ。劇団天然ポリエステル。初めての観劇でしたが面白かったです。肩ひじはらず見られ、さりげなく、テンポもよかったです。2時間近くありましたが退屈することなく見れました。若い子たちが頑張ってる。そんな姿勢が懐かしくもあり、何より嘘っぽくないのがよかったです。自分が下北沢で千秋楽の街をあとにし、11月末にこの芝居で再び下北に訪れ、街に新しい風を感じました。


知り合いが中国戯曲集持っており借りました。ひとつ読み始めているのが「非常麻将」この作品は、BESETO演劇際に招聘され、利賀村でも新国立劇場でも上演されています。まだ読み切っていないのですが、既に面白いと感じています。

そして今週は、来年の公演の為に韓国戯曲の検証といいますか、二泊三日の合宿に行きます。一日中、戯曲と向かいあい皆で話しあいます。

またテレビ界で一線で演出されていた方から、数本の昭和の台本もいただきました。この12月は読みきります。こうしてお話をいただけるのは本当にうれしいし、日程さえ合えば出演したいと思っています。楽しいことは日々生まれ、また楽しみを増長させてくれる方と話していると、とても元気になる!私の元気の源です。