身体表現と多様な知覚の相互作体験を通して赤ちゃんの美的センスを刺激しようとするもの。
8月になりました。1週間に一度は汗だくになってエアロビクスをしています。体を動かすと爽快感がありこの暑さも汗を出し切って凌いでいます。そしてテレビで見た高野豆腐の肉巻きを始めてやってみたのですがなかなかよかったです。
え~今回の芝居は、南アフリカで観た【ベイビードラマ】です。いや~吃驚しました。このようなものがあるということを知りませんでした。劇場はアロマの香り、入場者も制限され(30人いなかったと思います)荷物は持ち込まないでくださいとのことで入口に置き、とても繊細な場所ですからと言われました。
ようやく立てるようになった赤ちゃんとお母さまが各数名来ており、この白い網のようなものが降りてきたり、パフォーマーの方が動いたり、その中で赤ちゃんは自由に動いてます。言葉もままならぬ感じですので、ほとんど感覚、視覚、聴覚。そしてハイハイ。はじまりも終わりも特になく…
上記の説明以外にも、子供の可能性などを活性化することが舞台というものを通して始まっているのですね。私が一番よく見た子はやはり動くものに一番刺激されていました。赤ちゃんが照明の中にいることなんであまりないですからね。正直最初はピンと来なかったのですが、なぜか数か月経って思い出します。
若かりしの宝塚歌劇団の真帆しぶきさん
親戚のお姉さまが宝塚の女役でした。その方の家に行くと部屋に衣装が吊ってあり子供心に遠い世界のことだと思っていました。銀座の宝塚劇場に連れて行っていただき、客席にいましたら真帆志ぶきさんが客席に降りてきて私に声をかけてくれました。トップスターですから母の方が喜んでいましたが私は何が起きたのかさっぱりわからず。でも覚えていることは、きらびやかな衣装、目がものすごく大きかった、華やかだった。多分私は小学生にもなっていなかった。人生50年を過ぎると記憶に残っていることが点になって思い出されてきて、何かの拍子に理屈ではなくその映像をくっきり思いだすことがあります。それは何なのでしょう。アフリカで出会った赤ちゃんはあの舞台を覚えているのでしょうか…なんて思い、DNAと未来と、不可思議でもあり、でも人間って面白いなあと思います。