ABOUT US

1982早稲田小劇場入団
1988劇団第三エロチカ入団
2001ZORAを劇団第三エロチカ吉村、坂本で活動。
2015吉村他界。
2019ZORAを閉じる。
2021「プロジェクト榮」を、演出:俳優/篠本賢一、
舞踊家:俳優/花柳妙千鶴と活動開始。
2023「よなよな」久保庭尚子と立ち上げ。

2016年4月25日月曜日

新新「赤と白」公演案内です!(サカモト)



どうぞどうぞ~起こしくださいませ!!
今回は辻さんという指揮者の方がおられ作曲していただきます。ミュージカル的要素もあるような…。今後の稽古の中どんどんできあがっていくと思います。

私は久しぶりに人の和と輪の中で、楽しいです。みなさんに楽しんでもらえるような舞台になればと思います。桜が散り、つつじの強い色彩に目を奪われます。早春、風にたなびく鯉のぼりのように、どんどん上昇し頑張りたいです。どうぞお待ちしています。

【日程】
6月3日(金)     19:30
  4日(土)15:00  18:30
  5日(日)13:00  16:30

【劇場】
下北沢タウンホール地下1階(小劇場B1)
世田谷区下北沢2-8-18TEL:03-6416-8281
小田急線下北沢駅下車南口から5分

【チケット予約】
前売・当日3500円(お支払いは当日受付でお願いいたします。)
当日はご来場順にご入場いただきます。
受付開始は開演の1時間前。開場は開演の30分前となります。

坂本にご連絡いただければチケットをご予約させていただきます。
当日、受付でサカモトの名を伝えていただければ大丈夫です!
また主催者側に直接予約する際にも坂本のチケットでとお伝えくださいね。
どうぞよろしくお願いいたします。




2016年4月19日火曜日

超気持ちいい~(サカモト)



ささらほうさら公演「有」高場馬場プロトシアター

吉村さんとの約束を初めて破ってしまいました。月曜日更新なのに、火曜日となってしまった。昨日稽古を終えかもねぎショット演出家高見さん、テアトルエコー女優小野寺さんと稽古後、大久保のいつものネパールカレー屋で一杯してしまい、家に到着したのは午前様。諦めパソコンに向かうが気力は失せた。でも予定していた韓国映画を1;OOからみて深夜3:00にまた一つ発見。何がいいのか?オリジナリティにあふれてる。そして気になっていた女優、キム・へスクの目の凄みにやられあんな女優になれたらと思う。



稽古場で:かもねぎショットの井草さん、高麗君、かもねぎ栗ちゃん、吉牟田君。

睡眠不足の中:舞踏:知り合いの舞踏をみに行く。土方さんから受け継いだ血が生き続けていながら進化した作品だった。安田理央さんの踊り、私も吉村さんも大好きな踊り手。あの方の気持ち、土着さ、そしてかわいい。理屈の入る隙なんてなく大好きです。田中泯さんがその舞踏から俳優として言葉を発するようになり、今日の舞台も声が出ていました。進化している、動いている、それが生きているということ。あのころの暗黒舞踏と言われたもの白塗りは、ひたすらストイックででも質は変化していく、大切なものを守りながら古くない、何かをなぞれば飽きられるだけ。でもこの方たちは全然ない。そして今回、安田さんはあまり動かなった、いい踊りをありがとう、もう充分胸にきました。元気をいただきありがとう。私も新たに歩みだしたいです。



ところで自分の舞台のDMを今週発送。そして来週ブログで詳細を発信いたします。
ああ頑張ります。よろしくお願いいたします。

2016年4月11日月曜日

新宿西口(サカモト)




昨日、稽古が始まった。4月は週2回位であるけれど。

新宿西口に立つ。保険会社の派遣社員で18年間通い続けた新宿西口。働いてたのは平日。だけど土日の西口界隈が好きでセリフを覚えるのも、サラリーマンが消えるこの界隈の喫茶店が急に静まりかえり落ちついていて私の穴場だった。

演劇に復活した昨日。
大げさと言われるかもしれないけど、それ位昨年から今日にかけていろいろあった。前日に新宿TSUTAYAで借りた韓国映画「フアイ悪魔に育てられた少年を見て、怪物がみえてしまう彼は、倒錯した本当の父親でない犯罪者の父に「怪物になれ」と言われる。怪物になればそんなものは見えないと。人が人を愛するには理由があるが、その父もある怪物と闘ってきたのであり、誘拐した本当の子供でない子供を愛し育てる。それも父親はひとりではない。複数の闇を持つ犯罪者たちはそれぞれの思いで本当の子供でない彼を愛する。この複数の父親の設定。そして個人のなんともいえない闇の部分に照らす韓国映画には本当に頭が下がる。そういう問題は日本にだって潜んでいる。なのに表面化されてこない。だけど事件は起こる。

稽古で久しぶりに声を出し、帰りにイタリアンレストランでラム肉と赤ワインで乾杯したかった。でもなんだかアンチョビやイカを注文してしまいこりゃ白ワインでしょと思い急遽変更。昼から頑張って筋力トレーニングまでしてしまったので、火照り一息つきたくてやっと腰を据えるとびっくりびっくり!

私の座った席の正面から歩いてきた一人の女性。生パンツに足はモロダシで、そのうえにコートをひっかけただけ。窓際がいいの!と要望しスタスタ店を闊歩する水商売的な女性。店にいる皆、一瞬息が止まった。だってパンツでしょと。誹謗的な批判的な目線の中で誰にも止められず闊歩する。ああ~なんて自由なんだろう。パンツじゃなくおしゃれな短パンだと言われればそれまでだけど。パンツに見えたのは私だけ?あったかい春の日だしね・・・。でもひとつ間違えれば捕まるかもしれないぎりぎりの狭間で闊歩する。フーハ~。この西新宿でお世話になった方たちの顔が浮かぶ。

さあ!私も飛び立とう。


2016年4月4日月曜日

幻想的な夜桜を一夜限りの演出(サカモト)





桜が開花し4月になり感慨深い。一年がフラッシュしていく。でも空はどんよりと晴れた日の桜をみることができない。3月は年度末であり行政的にも社会的にも締めくくりであるので、そんな締め切り感が人の人生にも影響を多大に及ぼす。思いきれないこともこうして制度が人の心に決断を要請してくる。

随分とひとりでいる時間が長く、さみしくておかしくなっちゃうのかなと思っていたけど、案外孤独に強くなってたりして・・・。そして友の家のパーティのおいしい料理に感謝する。

テレビでスケートを3日続けてみることができよかった。何かに一生懸命な姿はすがすがしい。スポーツはそんなところがやっぱりいい。演劇だってそうだと思う。

人の気持ちに感謝し、ちょっと辛かったけどなんだかようやく未来に向けて歩みだしたいという心が芽生えてきた。歩みは緩やかになってきたけど少しづつ発信していきたい。

明日は幻想的な夜桜を一夜限りの演出。ほのぼのと水面に映る桜を今年最後になる桜を見届けてこようと思う。