ケープタウン

寒くなったりで桜満開はまだですね。そんな折花見はできなかったけれど同級生と会いました。18～19才まで舞台芸術学院に通い、その時の同級生岐阜県出身の神谷ちゃん。よく一緒にいました。今は矢島沙由里さん。三人の子供を育てあげ自然で美しい女性に。37年の歳月が経っているのにこうやって話せてうれしいし不思議な気もします。私は一人が好きだったし女性が苦手、友達はあまりいないと自分で思っていたのですが、最近高校の女友達とも会うようになり、ずっと吉村さんとも芝居をやり、意外に自分の思い込みはあてにはならないなあと実感したり…時を経ても何の違和感もなく心安らぐひとときでした。

帰宅すると１通の封筒が。５月のアフリカ行きの詳細がアシテジ から郵送されていました。いよいよです。私も４月から準備を開始しようと思います。総勢50人。香港経由でヨハネスブルク入り。そこからケープタウンに。これまでの海外とは違いちょっと緊張します。準備をしっかりして沢山の演劇作品を見てこようと思っています。また詳細をお知らせいたします。

ナイトクローラ

ナイトクローラ

春の匂いの中、オペラを観劇し、お墓詣りに行き、花粉症にやられる。様々な時間の狭間で面白い映画を見る。時代の闇を抱えながらリズムがあり飽きさせない。監督・主演男優・主演女優この三者で力強い作品となっている。

美しく姉御肌で繊細、たくましい。この映画監督の奥様でもあるレネロッソ。自身で躁鬱病だと告白する。役者はやはり一筋縄ではいかない。そしてトム・ハ―デイの映画もよくてはまってる。演技が自然で声もよく惹きつけられる。彼もこれまでの遍歴を乗り越えてきたという。役者は精神的に繊細。そんな役者が活躍する映画を観ると勇気づけられる。

還暦祝い

「かもねぎショット公演」に関わった仲間が集まり、演出家伊藤多恵さんと、パントマイマー山本光洋さんの還暦祝いを新大久保の韓国料理屋で10日に行いました。お店の方は手作りの（小野寺さん作）ケーキの持ち込みも承諾してくださりもう楽しい一夜でした。

二時会は韓流カフェに出没。はじめて行きました。好きなアイドルのマグカップでドリンクがいただける。私は↓イ・ビョンホンにしました。

皆さん、好きなことを続け、そして気持ちのいい方。元気が出ました。私は３月はゆっくりと、スポーツクラブに行ったり、芝居を見に行ったり、友達と会っています。皆様も季節の変わりめですので体調に気をつけてくださいね。またお会いしましょう！

桜が咲く前に

毎年必ずくるこの症状。私はそんな重症ではないのだけれど、今日は鼻水が流れ目が痒い。今年はこないんじゃないかなあなどと毎年思うがああ甘い。この季節、韓国にいた頃は花粉症がなく、ほんとに心地よい春を楽しんだ。

年度末、変化を求められ、これも社会で生きてる証だとは思うけれど、４月に向けてお尻を蹴られる。目標があって期限があって、それも大切だけど。ちょっとゆっくりしたい。ゆっくりしないと見えないものもある。

劇団時代の先輩が亡くなり連絡がある。まだまだ若いのに。やさしい人だった。優しい目をしていた。ＺＯＲＡも見に来てくれた。やさしい人が亡くなるのは辛い。痒い目を持て余しながら、とどのつまりは人間だよなあと思う。どんなに権利を蓄えても帳尻合わせしても、そんな人には思いはいかない。昨夜連絡があってから、その訃報がじわじわ胸に忍びこんできてやるせない。

受験に合格し喜ぶ人、転勤する人。年度末には人生の方向性を決断するドラマがある。芝居をやっていると社会から離れている人も多いけれど、４月はやはり新しい世界が幕を開く。３月は準備と休憩の時、大切に過ごしたいと思う。

先輩、優しく見守ってくださってありがとうございました。吉村さんも先輩のことが好きでした。６日の群馬での告別式には参列できませんが、同じ空の下から、お祈りをさせていただきます。どうぞ安らかにゆっくり休んでくださいね。