映画でも芝居でも、作品を見ていて新しいと感じることができるものとは?最近アクション映画が好きになってしまい体を張るギリギリ感とそこにミステリアスな闇があるとついつい見続けてしまう。「ジェイソンボーン」シリーズは旧作から新作まで飽きずに見た。作品の底辺に流れる骨太の主人公の過去の物語がベールに包まれており、それが見るものにひとつの好奇心となっている。そこには一人の人間の引き戻せない運命と人生が流れている。人は誰しも自分の人生しか歩めず、数奇な他人の運命を垣間見覗き見自分と照準を合わせたり憧れたり…。そしてこの映画の女優陣もいい。こんな男を愛するのはやはりいい女なんだなあと思う。
♪歌は3分のドラマ。密度が濃い。作詞も作曲も奏者も歌手も心血を注ぐ。重低音で流れる旋律。日本人の琴線に触れる旋律はやはりあって、抗菌社会になった今でも時代を超えてある。韓国映画になつかしい匂いを感ずるのもその菌がまだ生き続けているのかもしれない。
クラッシュマントリオ
7月8日。町田までコンサートを観にいった。昨年もちょうどこの時期に行った。♫しゃんぼだま、待ち伏せ、スウィートメモリー。リーダーの方が日本のブルースということを語っていた。それは民謡だったり童謡だったり演歌であったりもする。今、芝居にその感覚をあまり感じない分、音楽によってその音色が今の私にはダイレクトに響いてくる。