7月は随分頑張って芝居を観劇しました。今週も二つ観に。あと友達にも会っています。久しぶりに吉村さんのお姉様にもお会いしました。熟成肉というものをはじめて食べました、美味しかったです。もうこんなにゆっくり休めるのも8月まで。多分11月公演に向けて9月頃から少しづつ稽古が始まります。だから今はとても大切なひとときです。
熟成中の肉
日野原重明さんが105歳で亡くなりました。私も弟も聖路加国際病院生まれでなんだか感慨深いものがあります。生きるということは時間があるということ。その時間を自分の為だけでなく、他の人にも使ってくださいと話されていました。そして私には果たすべきミッション(使命)があると。
私自身は随分とせっかちに時間を刻んでいました。でもゆっくりゆっくりと自分に言い始めましたら、時間の使い方も変わってきました。昔は赤ひげさんのような医師も多かったのでしょう。問診とはよく言ったものです。生活歴、表情、態度、家族との関わりなど聞き取りながらその人を見ていく。
ある高齢者の方は何をしていいかわからない、時間だけはあると話される方もいます。医師とのはざまの中で、問診の時間が多くは取れないのなら情報を伝える架け橋はできます。演劇をやりながらもうひとつの仕事も大きく私にその意義を伝えてくれます。感動ならぬ自分のしていることにああと胸の内にこぼれてくる瞬間があって、自信と楽しみを見つけやる気がパワーアップしました。明日は昼は鰻。夜は昔の仕事場の女友達三人で漁市場で話込みます。本当に話を聞いてくれる友達はありがたい。私も聴きます!
南アフリカ:劇場外で組体操ならぬパフォーマンス!