2017アシテジ世界大会に出向き♪≪マレー・クオーターのカラフルな街並み≫
やっと風邪も立ち去り、エアロビクスも始め海外で肥えた肉の除去に向かっています。6月3日に行われた観世栄夫さんの追悼会に微熱で出席できずもう寂しかったです。エボラか?などと噂されてましたが南アフリカは予防注射をしなくてもいい地域です。私は大丈夫です!南アフリカに行ったならば、喜望峰、ロベン島、ワインランド、またサバンナと聞かれますがまた追々アップします。自然はもうパノラマ。スケールが断然違います。
そして宿泊した思い出深いロッジホテル8階窓際から、右にはヒルトンホテル、そして通りを越して目の前に、マレー・クオーターというモスクが集まるイスラム教徒の居住区がありました。朝6時15~19分になると必ず朝の礼拝に流れるアザーン(コーランと言ってる方もいました)が流れます。もうその音で目覚めてしまいます。だから一切目覚ましはやめました。そして日はまだ昇っておらず真暗の街並みに流れます。そのなンとも言えない民謡でもない少しこぶしの効いた切なくけれど淡々とした音色は琴線に響いてくるものがあります。朝、こんな目覚め方は不思議な体験となりました。
《朝早くに散歩。ガラ携で撮りました。》
旅の途中、海外が好きだった吉村さんを思い出しました。やさしくてそのやさしさが普通のことのように思っていました。2ヶ月半も海外で一緒に暮らしずっと楽しかったです。吉村さんの形見分けでいただいたスカーフも持参しました。こんなに晴れ渡った異国での空。なんだかふと呼びかけてみたくなりました。
《沈殿していくもの》
芝居は世界から参加され、皆役者としてのレベルが高いこと、そして創造性が豊か。刺激がありました。これらのものが私の中で沈殿し、いいこやしになっていく兆しをもう感じはじめています。国を出て感じること。そして改めて日本のよさを実感し、両者を大切にと思っています。