ABOUT US

1982早稲田小劇場入団
1988劇団第三エロチカ入団
2001ZORAを劇団第三エロチカ吉村、坂本で活動。
2015吉村他界。
2019ZORAを閉じる。
2021「プロジェクト榮」を、演出:俳優/篠本賢一、
舞踊家:俳優/花柳妙千鶴と活動開始。
2023「よなよな」久保庭尚子と立ち上げ。

2019年10月13日日曜日

Will you dance?






1974年私が中学生だった頃、このドラマを見続けていた。向田作品は少しづつ私の中で薄まっていたが「岸辺のアルバム」は今も私の根に巣食っていた。

家族という一見幸せである集団の一人一人の秘密、それまで如実に現れなかったものが表出されるかのように多摩川の氾濫と共に、その家族の家は一気に流されていってしまうのだ。

主題歌のジャニスイアンの「Will you dance?」の歌の意味もその頃はわからなかったけれど、静かな曲調の中に自立した女の囁きような力強さがあった。子供の頃は台風が雷が怖いのに妙に心躍るようなこともあった。けれど昨夜の強い風と雨には怖さを覚えた。目の前で流れ続ける濁流を見ながら、仕事を時間内に収めることばかりの生活の中で、心が止まった。そして岸辺のアルバムを思いだした。流された家族のアルバム。



高松山にて
             高松山:みかん?よくわからない。


☆彡そして10日にはじめて劇団チョコレートケーキを観てきました。


2時間20分見ながら思う事はあったけれど、男優陣達が頑張っていました。そして美術もシンプルで照明もよかった。今、やることの意味も考えさせられました。




小川が河川につながっている。少しづつの努力も実が実り大成することも。
12月に舞台をやります。またご連絡します!


2019年10月6日日曜日

リベンジ高松山!






小田急線新松田からバスで高松山入口へ。朝から一日ピーカン!30度近くあり登っていると汗がしたたり落ちる。でもパソコンから離れこの風景に包まれることが私の癒し。




そして高松山山頂、ここから富士山が大きく見えます。ドローンを飛ばしている方がいました。ブルブルという音が急に聞こえてきてちょっとビックリ。その方に「富士山が見えるのは珍しいですね」と言われ、そんな日に登れてラッキー!




春には河津桜が美しいようです。人がいなく喧噪から逃れ、皆、様々に山を楽しんでいます。ネギラーメンのカップ麺を食べてる方がいて、ううん、美味しそうだったなあ。





トリカブトの花だそうです。はじめて見ました。
芝居も見ています。日々、楽しくしていたら前向きな話も飛び込んでくる。
筋肉と会話しながら、塩分控えめにと思う昨今。
少しづつ芝居のお話もしていきます!


2019年9月29日日曜日

10年前





彼岸花が咲く。
季節の花の彩に思い出が蘇る。この10年別れもあり新しい出会いもあった。そして仕事も大きく変わった。私の中の転換期だったのだろう。今やっとそう思える自分がいる。

2011年の地震、ソウルのホテルでNHKから地震後の現場が画面に映し出され、韓国のニュースキャスターが日本の現状を伝えている。私は気持ちをどこに持っていけばいいのか、ざわつき、異国にいることにより遠くどこか他人事のような感覚で見ている自分も感じ、肝にスーッと何かが落ちていく気がしていた。




2011年1月釜山の稽古場。寒さの中1日稽古していました。燃えていました。




この年はそれから、ジャンジュネ「女中たち」を釜山、金海(キメ)蜜陽(ミリャン)、居昌(コチャン)で上演し、新宿タイニイアリスで凱旋公演。






外国語は喋れないけれど、二十歳の時から演劇を通して異文化に触れあい、感じあう喜び、面白さ、楽しみも見つけた。国と国の諍いは消えないけれど、触れ合った外国の方達は皆優しかった。

そして思いだしてほしい、芸術を志す人の荒ぶる魂を。生きづらさを抱え、表現することにより救われる人もいることを。人は一人ひとり違う。家族だって同じじゃない。

だから友達を愛する人を、他人を求める。仲間は大事。休みになるたびにこの10年の整理をし、感傷的になり、捨てる紙の膨大さに疲れ、でもこれからが未来への舵取り。
新しくスタートしていきたいと思います!


2019年9月22日日曜日

ソフトランディング

                

2019・6「赤と白」ダンス
             舞台写真:中村浩                  

涼しくもなり、そういえばお彼岸。この連休は雨かと思ってたら降らず。お墓参りに行き久しぶりに鰻を食す。その足で仕事場に向かう。本当は一日家族といるのかなと思ってたら、母は畳替えで疲れており今日はおしまいと。少し痩せた。家族と別れしょうがないやととぼとぼ仕事場に向かう。コーヒーを淹れ、静かにパソコンに向かう。



           2019・6「赤と白」:芝居《サーカス》


ZORAは二人だけだったし、二人共事務所に入っていないし、誰も私たちを宣伝してくれないから、宣伝媒体はこのブログしかないねと、毎週できるだけ写真を掲載しコメントしてきた。一人になってなんか違うなと思いつつもこのブログを消せなかった。お彼岸になると父を思い、また命日が近い吉村さんを思う。今日目覚めたらふとよぎるものがあった。

そして今、ようやく予報通りに遅い雨が勢いよく降り始めた。





ダンスをし汗だくになりながら、泳ぎながら、自転車を漕ぎながら、いつも変わらず思うことがある。

今週も沢山の人と会いました。エアロビクスも2回行き。毎日忙しいです。
皆様も涼しくなって風邪などひかぬよう!
私の次回公演は3月となります。詳細はまた追ってお知らせさせて頂きますね。

雨が上がりました。早い、


2019年9月15日日曜日

丹沢:高松山に行く予定だったけど…





14日涼しくなり気持ちよく山へ。予定どおり高松山には実は行けなかったのですが、思いがけない日となり。この絵は七沢温泉の待合室にあった絵です。動きがあっていい。そして七沢温泉の湯が滑らかで肌にまとわりついてきます。露天で体を洗い湯につかり天然水をぐい飲み。しみじみといい湯でした。




登っていると、ワインレッドの虫が。黄金虫でしょうか。ワインレッドははじめて。



こんな風景も。




リベンジ高松山!10月にまた行きます。季節の移り変わりを肌に感じながら、これから迎える秋にむかって山へ行きたい。私は演劇ばかりの日々でしたが、今、自然を通して心が洗われていきます。新しい役を頂ける際には視野が広がっている自分を感じつつ。皆様もどうぞ、この次お会いする日までお元気で!

2019年9月9日月曜日

観世榮夫13回忌:舞台写真(宮内勝氏撮影)



2019年6月23日:南青山銕仙会での能舞台、全員で謡です。


          私は「卒塔婆小町」の老婆を朗読。相手役は、篠本賢一さん。


          10年以上ぶりの銕仙会。安堵感がありました。観世さんに感謝です。


汚い老婆と貴婦人。そのギャップは朗読だからこそ面白さもあり。



       凛とした老婆。今度は朗読ではなく、全身で演じたいです。

2019年9月1日日曜日

熱海で夏の終わり




友達が熱海に引っ越した。遊びにおいでよと女友達三人と一泊二日で行ってきました。歩いていると煙が噴き出している。さすが温泉の街。友達のマンションは温泉浴場付きで、まるでホテルでした。





そして窓からは大島、初島が見えます。窓から海が見える生活。思わずため息が。





そしてパワースポットの来宮神社へ。一つ、祈ってきました。



泳ぎたかったけど、また来年。



8月の最後の週はお茶の水の名酒センターで「演劇ごはん」。食事とお酒を頂きながら芝居を観たり、タテヨコ企画も面白かった。31日は熱海からかもねぎショットの仲間たちと新宿歌舞伎へ。人生の選択も考えさせられる1日でした。
未来は自分で決めるもの。
さあ!9月に向かってスタート!