ABOUT US

1982早稲田小劇場入団
1988劇団第三エロチカ入団
2001ZORAを劇団第三エロチカ吉村、坂本で活動。
2015吉村他界。
2019ZORAを閉じる。
2021「プロジェクト榮」を、演出:俳優/篠本賢一、
舞踊家:俳優/花柳妙千鶴と活動開始。
2023「よなよな」久保庭尚子と立ち上げ。

2018年1月28日日曜日

李潤澤(イ・ユンテク)演出「露宿の詩」

27日土曜日。三河島=日暮里ARTCAFE百舌にて「露宿の詩」を観劇してきました。私は2011年に渡韓し、釜山の李潤澤(イ・ユンテク)氏の劇団コリぺの本拠地で肉体訓練と合宿をし「女中たち」を釜山で公演をし、行ったりきたりでおおよそ3ヶ月在中。凱旋公演でその夏、新宿で「女中たち」を上演。↓↓

 2011年8月新宿タイニイアリス 李潤澤演出女中たち」中央ぺ・ミヒャン/坂本
2011年釜山、金海、密陽、コチャンで上演。久保庭尚子 坂本



「露宿の詩」に戻ります。ユンテクさんは詩人でもありますが選出されてくる本には唸ります。演劇を通して真の芸術家であり、ご自身の訴えが響きをもって胸に伝わってきます。さすがというしかありません。自分が7年前あんなに熱くなり韓国に行った気持ちが蘇ってきました。

「露宿の詩」二人のホームレスのお話。エドワード・オールビー『動物園物語』を下敷きにした本作は、韓国近現代史を、1960年代から『ろうそくの広場』に至るまでを紐解く物語。社会はどこに向かえばよいのか? 李潤澤さんはこれからの演劇は社会に向けて声をかけるべきだと告げておられます。

終終後。左から2番目ぺ・ミヒャンさん。日暮里ARTCAFE百舌の主催者。
通訳の方、李潤澤(イ・ユンテク)氏、名優(ミョンゲナム)この方の台詞の多さが凄いし、演技は自然で、最後まで舞台を引っ張ていかれました。
演出家荒川貴代さん、役者呉東植(オシンドク)氏。劇団コリぺの演出家
でもあり久しぶりの再会。演技派。やさしい笑顔は変わらず。
久しぶりにユンテクさんとお話ができ、うれしかったです。この日は映画監督、シナリオライターの方もいらして、話は広がりつつ、三河島の街をあとにしました。

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