初日:高見亮子さん、小野寺亜希子さん。
終演後、出演者が登壇。一人一人がこの映画への思いを語りました。様々なご意見がある中で何かを言いたくなる映画だと思います。私の高校の教師の方も応援して下さり足を運んで下さっています。私は嘘がない感覚、あと言葉にならない思いを救いとるような風が吹いているようでいいなと。
監督:木村文洋さん 主演:柳沢茂樹さん
お世話になっております。
2018年2月24日(土)より東京・ポレポレ東中野で公開が始 まりました、映画『息衝く』が残り10日ほどの公開となりました 。
5年間の制作期間を経た本作は、映画音楽を北村早樹子が監督、演 奏を坂本弘道、岡田拓郎(元・森は生きている)が手掛け、本年度 、公開に至りました。現在、幅広い客層の方々から、強い賛否のご 感想を頂いています。
東京公開は残り10日ほどとなりました。
一日一回の上映で恐れ入りますが、もしご都合つきましたらご鑑賞 頂けないでしょうか。お待ちしております。
タイムスケジュールは以下になります。
■スケジュール
~3/23(金)20:50-(終映23:00)【最終日】
■挨拶等
3/20(火)23:00-柳沢茂樹(主演)・木村監督挨拶、Q &A
3/22(木)23:00-井土紀州(映画監督・脚本家)×木村 監督
3/23(金)23:00-柳沢茂樹、長尾奈奈、古屋隆太(出演 )・木村監督 他舞台挨拶
■お時間ある際に 予告編だけでもご覧頂けましたら幸いです。
■木村友祐(小説家)、島田裕巳(宗教学者)、七尾旅人(ミュー ジシャン)、瀬々敬久(映画監督)、廣瀬純(批評家)各氏から本 作に寄せて頂いた文章、作品内容、ストーリー等、上映日誌等、公 式HPからご覧頂けましたら幸いです。
このたび、突然のご案内を失礼いたしました。
最後までお読みくださり、ありがとうございました。
(『息衝く』監督・プロデューサー 木村文洋)
■映画『息衝く』 公式HP:http://www.ikiduku.com/
理想なき社会―ある宗教団体で育った子供は、憂国の志士と母親に 。
彼らの見上げた空の先には何があったのか― ある政権与党の政治団体でもあり、大新興宗教団体でもある「種子 の会」。この映画は、そこで育った二人の男と一人の女を巡る、3 .11以後のこの国の物語である。宗教の掲げる理想、原発の再稼 働に目を瞑る政党。理想と現実の間に揺れ、自らの信念を問い続け ながらも団体の中で生きる二人の男、則夫と大和。一方、「種子の 会」を離れ、母親となり、独りで子を育てる一人の女、慈。彼らに は絶対的に信頼を寄せる父親的存在がいた。幼少期からの師でもあ り、精神的支柱でもあるカリスマ、森山周。「ひとは独りで生きて いける程は強くない。世界ぜんたいの幸福を願うときこそ、個であ れ―」そう言ったかつてのカリスマは、日本という国を捨てて失踪 した。彼が思い描いた未来は果たしてどこにあったのか―この物語 は、未だ生きることに揺れ、自立を確かな実感として感じることの できない三人が、森山に再び会いにゆくことで、自身の背けていた 何かを取り戻そうとする。