少しづつ生活を立て直しつつ観劇しはじめています。「仮名手本忠臣蔵」
篠本賢一演出。18日は両国へ、共演した方が沢山出演されていて、敬愛する先輩観世葉子さん、ずっと能を共にしてきた篠本さん、共演した役者さん、皆さんの声や役者としてのだし方を見ていろいろ思いました。でも篠本さんはがんばってるなあと、同じ年ながらとても心強く思いました。チェロの響きに泉鏡花を思い出しました。自分が出演した「草迷宮」でもチェロは丸山さんでした。私はちょっと物悲しいのが好きなのかもしれません。
帰り道、実は予定もあったのですが、急遽キャンセルとなり呆然とフラフラと回向院に行き両国の駅を歩いてましたら、こんな催しがありました。駅構内にひな祭りのひな壇が飾られていました。両国国技館を背にそういえば相撲も一度も生で見たことがないなあと思い、子供の頃、父親が仕事の付き合いでよく相撲観戦しそのお土産を持ち帰っていました。父はゴルフもしていたし、大変な時代であってもいっぱしの娯楽は会社の付き合いでやっていたのですね。ゴルフ面白いのかなあ。繰り出したことがなく( ^ω^)・・・
ああ、なんだか未来に向けてもっともっと前向きにと思った一日でした。これから沢山観劇したいと思っています。感動、そして思いもよらなかった物語、本に出合いたい。そういう意味で言えば、ひく部分もあるけれどやはり韓国の戯曲、映画脚本は面白いと私的には思います。日本を大切にしてた時期が長かったけれど今の私の気持ちはグローバル、吉村さんはヨーロッパが好きだった。もっといいものに出会いたい好奇心、そして演劇をやるうえでのセンスがこれからはもっとはっきりしてくると思います。いい出会いをしていきたいと思います!