ABOUT US

1982早稲田小劇場入団
1988劇団第三エロチカ入団
2001ZORAを劇団第三エロチカ吉村、坂本で活動。
2015吉村他界。
2019ZORAを閉じる。
2021「プロジェクト榮」を、演出:俳優/篠本賢一、
舞踊家:俳優/花柳妙千鶴と活動開始。
2023「よなよな」久保庭尚子と立ち上げ。

2014年6月8日日曜日

エンターティメント(サカモト)


雨が降り、紫陽花が色づく。一週間程前、大谷亮介さんの芝居を観に下北沢「スズナリ」へ。大谷亮介ひとり祭り『男の人生六十年』。観劇前に吉村さんと待ち合わせした喫茶店に行くと重田千穂子さんにばったり♪♪声をかけられ、下北沢はやはり演劇の街。劇場で芝居を観た帰りに、お友達とお茶をなさっていました。

そして吉村さん登場。久しぶりに会い、でも何も変わりなく、よもやま話は続き今年はお互いゆっくり進もうと。 これまで二人共、新幹線並みに動いてきました。でも今、女って・・。女のよさは現代になって薄らいではいる気もしますが、表現の中にもきっとあり、私は自分なりに少し気がついた気がしています。

大谷亮介さんはテレビ「相棒」でも全国的に有名になった方ですが、私は25年前位から存じあげていました。 けれどその後交遊もなく、たまたま4年程前芝居を観に行った後の宴会で同席し久しぶりにお会いしました。



← 篠井英介さん、深沢敦さん、大谷亮介さん
大谷さんは3軒茶屋婦人会で「女中たち」に出演され、私もその頃韓国で「女中たち」を上演し戻ったばかりで、話は膨らみ、3軒茶屋婦人会の「女中たち」のDVDをお借りしました。生で見れなかった舞台でしたが、大谷さん扮するソランジュはとても魅力的で内容もよく伝わってきました。役者としての魅力は抜群です。ものすごく上手いのにそんなことは屁の河童!笑いに還元してしまいます。こんな方がおられるとやはり演劇っておもしろいなと思います。頭でっかちな演劇論ではなく、やはり観て面白かったと言わせなければ。今回日本で躍進なさってる作家お二方の作品を上演。役者に存在感があるからこそ生きる。横内謙介さんは、
「演劇で脳がいかれてしまった大谷さん」と発言なさっていましたが、最高の褒め言葉ですね。



アジサイが咲くと、恩師、能役者観世栄夫さんを思い出します。夏になる前の一瞬。

そして、来週から上演されます映画「私の男」に興味深深です。小説は魅せられましたが、映像としてどう出現してくるのか。熊切監督の「アンテナ」は以前興味深く見ました。本日は「海炭市叙景」のDVDを観て床につきます。私はなんだか映画に魅せられはじめています。もしかしたら私の一点主義に合っているのかもしれません。これもこの年になって新たなる発見です!




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