劇団のみんなとワイワイ、
吉村さんは好奇心旺盛で海外が大好きでした。
当時大ヒットした「BLUEMAN」のパフォーマンスを観劇。
☆彡その後、ZORA設立☆彡
渋谷で:この写真家の方が上手かった!
~そして私の最後の忘年会は鴨鍋。最後の散策は浜離宮。
毎日川沿いを横目に鴨をサギを見て歩きます~
…ということで一年の終わりです。
2018舞台履歴
田村かなみちゃん 岩倉真彩ちゃん
稽古最終日の夜空は透きとおるような月が。
月の明かりが煌々と、ひとり夜道を歩きながら、今回タテヨコ企画に参加させて頂きよかったと思いました。稽古は緩やかに始まり、自然に台本を離し、公演本番を迎える。こんな経験は久しくなかったです。
皆さん、やさしく、ふわっとしていて。
でも私にはまだ超えなければならない難関があります。
まだ最後まで役を貫き通していません。本当に千秋楽まで生き続けるのが前進し続けるのが役者ですから。
一日、一時間、そして一秒、前のめりでフライングしていきます。
水泳部時代は、レイコンマの世界でしたし。
若い子たちがとても可愛く思えるのも、私の中で何かが変化しています。こんな感情は昔はなかったです。
だから人と会うのは楽しい。
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今回の芝居は昭和30年のお話ということで私も生まれていないし、やはり昔の映画を見たいと思い、稽古から帰宅する23時20分。その時間からビール片手にご飯を食べながら、DVDにかじりつく。チョイスした2本はまさに今回の芝居を彷彿させ私に語りかけてくる。女優の美しさは元より、気性の激しさ、感情の高ぶりが半端ない。何がそうさせるのか。 村社会の日本、時代の激しい波、昭和に戦争を終えて、高度成長期を迎え、その変動を生きた昂ぶりがあるのか。 先日父の墓参りに行った際に、母が私にこんなことを言った。もしおむつになっても子供にはおむつ交換をしてもらいたくない。
多少、邪険に扱われてもプロの人にしてもらいたい。親としてのプライドがあると。家族がいないとさみしい、他人はいや子供じゃなきゃと言われる人を多くみてもきたが、母は一線を画している。
初日まであと10日。日々新しい発見がある。役に息を吹き込み、相手役の方と流れていくように詰めていきます…
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タテヨコ企画「美しい村」☆彡いよいよ10月24日初日です!
新しい現場での稽古場にもようやく慣れ、これからあと2週間、相手役さんとの密を深めていきたいです。

20代の彼女二人。若い子は飲み会に来ないとの風説はどこ吹く風、毎回参加されてます!かわいい。
舞台は昭和30年代。戦後10年。日本での村の生活。
東京の奥の奥のお話です。奥多摩は昔、御岳山に行ったくらいでそんなに詳しくない。東京は日本の中心地ではあるが、東京の奥の奥とは
どんなだろう。自然が豊かで風景が美しいのはわかるけど、村落の暮らしもなんとなく想像が及ぶかもれない。
でも人間関係は? 幼少の頃、父の、まま母なる人が我が家の狭い団地にたまに泊まりに来ていた。
テレビからは美空ひばりが「真赤な太陽」を意気盛んに歌い流れているのに、
その、まま母が来ると我が家にどんよりとした空気が流れていたのを思いだす。
父は次男であるのに、親、兄弟の面倒を一心に背負っていた。
会社は親戚関係の会社であったし相当なストレスも抱えていたと思う。
でも父は子供たちに一切弱音を吐かなかった。
昭和天皇が亡くなった時にテレビにかじりついていた父の後姿を思いだす。何かやはりすがるものが欲しかったのかもしれない。 個人的なことを脈絡ないままに書いてしまったけれど、
そのどんよりさは私の中で今回の作品に通じる要素を持っている気がしている。
言葉にならないどんよりさを作品に出会うことで、自分の井戸を掘り下げ役に投影していきたいと思っている。
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