タテヨコ企画「美しい村」☆彡いよいよ10月24日初日です!
新しい現場での稽古場にもようやく慣れ、これからあと2週間、相手役さんとの密を深めていきたいです。
20代の彼女二人。若い子は飲み会に来ないとの風説はどこ吹く風、毎回参加されてます!かわいい。
舞台は昭和30年代。戦後10年。日本での村の生活。
東京の奥の奥のお話です。奥多摩は昔、御岳山に行ったくらいでそんなに詳しくない。東京は日本の中心地ではあるが、東京の奥の奥とは
どんなだろう。自然が豊かで風景が美しいのはわかるけど、村落の暮らしもなんとなく想像が及ぶかもれない。
でも人間関係は? 幼少の頃、父の、まま母なる人が我が家の狭い団地にたまに泊まりに来ていた。
テレビからは美空ひばりが「真赤な太陽」を意気盛んに歌い流れているのに、
その、まま母が来ると我が家にどんよりとした空気が流れていたのを思いだす。
父は次男であるのに、親、兄弟の面倒を一心に背負っていた。
会社は親戚関係の会社であったし相当なストレスも抱えていたと思う。
でも父は子供たちに一切弱音を吐かなかった。
昭和天皇が亡くなった時にテレビにかじりついていた父の後姿を思いだす。何かやはりすがるものが欲しかったのかもしれない。 個人的なことを脈絡ないままに書いてしまったけれど、
そのどんよりさは私の中で今回の作品に通じる要素を持っている気がしている。
言葉にならないどんよりさを作品に出会うことで、自分の井戸を掘り下げ役に投影していきたいと思っている。
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※ 受付開始は開演の1時間前、開場は開演の30分前
自由席です。※予約は坂本までご連絡くださいね!
zora.japan@gmail.com
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