ABOUT US

1982早稲田小劇場入団
1988劇団第三エロチカ入団
2001ZORAを劇団第三エロチカ吉村、坂本で活動。
2015吉村他界。
2019ZORAを閉じる。
2021「プロジェクト榮」を、演出:俳優/篠本賢一、
舞踊家:俳優/花柳妙千鶴と活動開始。
2023「よなよな」久保庭尚子と立ち上げ。

2012年7月29日日曜日

熱帯夜・太陽街!(ヨシムラ)

「Sunshine Street Stage」に参加しました!
ZORA{蜘蛛女のキス}YouTube ※全編より抜粋。

サンシャイン・ストリート・ステージ全編  Vol.27




噴水広場からスターを発掘しよう!をコンセプトに、池袋サンシャインシティで毎月開催しているアーティスト応援イベント「Sunshine Street Stage(通称SSS)」。若手ミュージシャンやダンサー発掘の場となっているそうですが、第27回となる今回はSSSでは初の試み「演劇」を取り上げるとのことで、ZORAもイベントに参加させていただきました。

噴水前、4階まで吹き抜けの広場は、開放的いっぱい。普段暗い劇場でお客様と相対している私たちには、とても新鮮な体験でした。観客の方もストリートの通りすがりに見られるのかと思いきや、足を止め、真剣な面持ちで観てくださいました。

当日の模様、ZORAの七分間のパフォーマンスは、こちらでご覧頂けます。お芝居の予告編+告知にもなっております。ぜひご覧ください。

サンシャイン・ストリート・ステージ vol.27



一緒にイベントに参加した、若手俳優集団「翠組」のメンズに挟まれて。他にも個性的、フレッシュな集団が出演しました。上昇する気温、街の活気、人々の熱気のなか、我々も元気と刺激をもらい、これからの稽古にもさらに熱が入る予感です!

本編も、お見逃しなく!!


8/31 19:30
9/1  14:00/19:00
9/2  13:00/17:00

◎チケットご予約はこちら。
zora_agota@yahoo.co.jp 
TEL/FAX 03-3682-3842(ZORA)

劇場でお待ちしております!!







2012年7月22日日曜日

Sunshine Street Stage《サンシャイン・ストリート・ステージ》 vol.27 (サカモト)

先日27日、7分間のドラマ!サンシャインにて、無事終了!
近日中に、当日の様子をお知らせします~ 



以前共演させていただきました、SPPTテエイパーズハウス山下裕士さんから、お誘いを受け、7分間のステージに登場することになりました。このような経験もはじめてなので、どうなりますやら。夏休みにも入って、小さいお子さんにも見ていただくことととなり、ZORAとしては初めての経験。楽しんできます!そしてよりパワーアップできる「蜘蛛女のキス」に邁進していこうと思っています!!


イベント名Sunshine Street Stage(サンシャイン・ストリート・ステージ) vol.27

場   所:池袋サンシャインシティ 地下1階噴水広場
日   時:7月27日(金)18時~19時

出演劇団 :アリー・エンターテイメント 『CABARET ON THE SEA』
       翠組midori-gumi 『ライト・リライト』
       執事歌劇団 『A Shatterd Melody -ごめんとさよなら-』
       劇団アルファー 『陽炎』
       ZORA 『蜘蛛女のキス』
       SPPTテエイパーズハウス 『442 ~遅れてきた勲章~』
入場無料
※イベントの模様はUSTREAMで生配信します!USTREAM

今後もサンシャインシティというスペースを利用して、演劇公演のPRや、演劇そのものを発信していく場所として有効活用しようという趣旨のようです。池袋サンシィンシティ

 
そして
蜘蛛女のキス予約はこちら→  zora_agota@yahoo.co.jp 
8月31日(金)19:30、9月1日(土)14:00/19:00、2日(日)13:00/17:00
お見逃しなく!


そして先月、浅草木馬亭に、作・演出、篠本賢一「隅田川の花火」という、三遊亭円朝さんを題材にした芝居を観劇後、知人達と行った屋台で、偶然隣に座られた林家正雀さん。お話が進み、今回、林家さんの落語「怪談牡丹燈籠」をはじめて聞きに行きました。圧巻でした。まさに演劇、ひとり芝居、よいものを見て心打たれ、肝が引きしまりました。




ああ、夏の匂いがする。

2012年7月16日月曜日

★予告★『蜘蛛女のキス』(ヨシムラ)

梅雨、開けました!!
夏です!!ZORAです!!

 
◎作:マヌエル・プイグ 
◎演出:ZORA 演出協力:扇田拓也

◎出演者:坂本容志枝 吉村恵美子 宮島健(声)
◎スタッフ:美術  加藤ちか 照明  高良康成

◎開演時間
8/31 19:30
9/1  14:00/19:00
9/2  13:00/17:00


◎チケットご予約はこちら。
zora_agota@yahoo.co.jp 
TEL/FAX 03-3682-3842(ZORA)

蒸しますね。

少し前までは、昼はOL、夜はハジケルというメリハリのある生活をしていましたが、今は今日が何曜日なのかもわからないような生活になってしまいました。規則正しい現代人の生活から離れ、夜明けとともに起き、寝られる時はどこでも寝る。少しずつ本能が目覚めてくるようにも思います。先週は体の異常に気づき病院へ行きましたが原因不明です。体内で何かが起きている予感がします。夏の夜。黒豹に変わってしまうかもしれません。それか虫に。

本当にもう二人しかいなくて。支え合って、でも結局は個々で。愛したい気持ちは受け止めてくれる誰かを探して漂い。

女になって男を愛したい男。女になりたい男を演じます。わけがわかりません。人間を演じられたらと思います。

2012年7月8日日曜日

「蜘蛛女のキス」で出没する映画!    キャット・ピープル(サカモト)

蜘蛛女のキス予約はこちら→  zora_agota@yahoo.co.jp 
8月31日(金)19:30、9月1日(土)14:00/19:00、2日(日)13:00/17:00
お見逃しなく!
  ポール・シュレイダー監督:主題歌デビッド・ボーイ  1981年リメイク版

4月1日付のブログで、1942年「キャットピープル」について更新。そして今回1944年続編「キャットピープルの呪い」、1981年リメイク版「キャットピープル」、2本見ました。

1942年版は、自分に猫族の血が流れ、一般の男と結ばれると豹に変身するので恋愛はできないと信じている女が、好きな男ができたせいで次第に精神の変調をきたし、やがては殺人を犯してしまう。それは女の妄想ともいえ、「蜘蛛女のキス」の戯曲中でゲイであり、女になりたいモリーナが獄中で語るに足る物語です。そして、それを聞き妄想を募らせるバレンティン。どこにもいけない二人が、狭い獄中でそれぞれの空想、妄想、思いを増殖させます。

それがそれが、1981年リメイク版「キャットピープル」のナスターシャ・キンスキーは、セックスをすると当人が本当に人間から豹に変身してしまう。顔が壊れ、四つんばいになり豹変していく様が面白い。抑圧された性と、自分の末裔に関わる謎が暗く影を落としていきます。そして映像には本物の黒豹、ピューマも登場し、ナスターシャ・キンスキーの美に見とれ、低音に痺れまくりました主題歌を歌うデビッド・ボーイ

映画は現実が映像となって表出されているので、想像力という面では舞台では言葉のみで表現されますので、質が違ってきます。これからこのキャットピープルの物語を言葉で語る役どころのモリーナ役、吉村さん、今回は正念場。でも乗ってる吉村さん、やってくれると思います!そして私が演ずるバレンティン、理想と現実のギャップに苦しみながらも、とても熱い男です。 女でありながら、男を演じる。この作品へのアプローチは次第に明らかになっていくことでしょう。

ほとんど二人の会話で綴られる戯曲「蜘蛛女のキス」、台詞も膨大で、この7月中に台詞を入れるということが目標であり、現在二人で格闘中です。そして、黒一点、所長で登場する(声)宮島健さん。声は重要です。声は想像力の賜物。そして宮島さんの舞台、MODE「逃げ去る恋」を上野ストアハウスで見てきました。終演後、赤提灯、もつ焼き屋に入り、一杯。やはり居酒屋は自営業がいい。試行錯誤して自分で作ったきた味がある。そんな味のあるものに~ZORA~もなりたいわ。


        林咲希さん、吉村、宮島健さん、坂本、村松恭子さん 




2012年7月1日日曜日

2012・夏『蜘蛛女のキス』(ヨシムラ)

チラシできました!


2010年12月の第8回ZORA公演『ジョンとジョー』から1年半

久々に・・・


第9回ZORA公演
『蜘蛛女のキス』のご案内です!

私たちが今回選んだ戯曲『蜘蛛女のキス』の舞台は、ブエノスアイレスの刑務所の一室。ゲイのモリーナと活動家のヴァレンティンの二人芝居です。映画化、舞台化もされていますが、女性二人で演じるのは、たぶん世界初、史上初です。この作品に決めたのは、奇をてらうのではなく、ただただこの戯曲に惚れ込み、この台詞を話したい、この世界を表現したいというごくストレートな思いからです。そして、挑みがいがあること!これこそZORAにとって大事なことです。

日々の生活がままならず困難になるも、演劇を続ける意欲が衰えることはなく、なかば意地、なかば逃げ道なし、な状況の中、異国の刑務所の逃れられない二人に共感し、常識の扉を壊して夏空の上を飛んでゆくような、号泣と大爆笑が共存するような、そんな世界を生みだせたらな、と。

これから2ヶ月、努力を重ね、アイデアをふりしぼって作り上げていこうと思っています。

2012年、夏!
ZORA、駆け抜けます!!