ABOUT US

1982早稲田小劇場入団
1988劇団第三エロチカ入団
2001ZORAを劇団第三エロチカ吉村、坂本で活動。
2015吉村他界。
2019ZORAを閉じる。
2021「プロジェクト榮」を、演出:俳優/篠本賢一、
舞踊家:俳優/花柳妙千鶴と活動開始。
2023「よなよな」久保庭尚子と立ち上げ。

2017年5月29日月曜日

南アフリカケープタウンより、今日戻ってきました。

 2017アシテジ世界大会♪
初日のパーティ:ナミビアから来た優しそうな演劇の先生とロビーで。


最終日27日、午前中に芝居を2本見終わった後、平和を語ろうと全世界の国旗を持ち、子供たちがパレードしました。皆、笑顔がいいです。

本日は疲労困憊で爆睡します。やはり飛行機はエコノミーで横になれず、3回乗り換えトータル20時間程、座ったままというのはきついですね。少しづつアップしていきますので。児童演劇という概念はくつがえされ、レベルも高いし、年なんて関係なく観れます。またアフリカの演劇を沢山見ることができました。行ってよかったです!

2017年5月15日月曜日

負けざる者たち:インビクタス


南アフリカに行く前にもう一本映画を見ました。インビクタス:負けざる者たち前回の「マンデラ:自由への長い道」とは大違い。見たあとはスッキリしましたし、希望に満ち溢れていましたしよかった。役者はいいし。監督が何に焦点を当てるかで作品は随分と変わりますね。でも物事の深い部分では「マンデラ」の方がアフリカのまた人間の深い根の部分に焦点を当てていました。「インビクタス:負けざる者たち」監督のクリンストンイーストウッドはそんなことではなく希望を撮りたかったのかもしれません。

芝居もそうですね。演出家がどこに焦点をあててくるか。私個人、最近は観に行ってあまり楽しくない作品、読めば分かる文学作品にお金を払う気がしない。舞台は舞台でしかできない熱さや、身体を使ってなんぼだと思います。それでなくては一本100円単位でみられるDVDに負けてしまうと思います。若い時は自分の鬱屈さやわだかまりに重きを置いていましたが、今は闇はあっても結果的には明るい作品に気持ちが動いている。そんな意味では韓国のアジアのラテンさに惹かれ、また今回行くアフリカで出会う作品に期待しています。行く行くと言ってまだ出発しておりませんがいよいよ明日です。2週間あまり日本を離れます。来週月曜日には更新できないと思いますが。アジアンパーティ、アフリカパーティーに参加。私はほとんど異国の言葉は喋れませんが、日本のハッピを着てアプローチしてきます。囚人から大統領になったネルソンマンデラ。囚人されてたロベン島にも行けたらと思っています。「頭を上げよ!」この映画でいい台詞でした。

2017年5月8日月曜日

世界の空の下

 

アシテジ世界大会の様子が送られてきました。色彩の鮮やかな公演の写真がたくさん。そしてタイトルがいいです。ケニヤ「涙の河」、オランダ「春の儀礼」、南アフリカ「動物農場」、オーストラリア「外は真っ暗」、ニュージランド「ブックバインダー」これもほんの一握りです。


そして映画「マンデラ 自由への長い道」を見ました。27年間もの投獄生活。そして大統領になった。その壮絶さ。力強さと勇気を与えてくれます。マンデラが出所した時には71歳。ケープタウンの市民ホールで万人に迎えられ演説した場所で、沢山の芝居を観てきます。楽しみです。

ケープタウン市民ホール

空は続いているが、国が違えば人種が違えば様々なことがある。今の情勢の中で、日本を出て何を感じるのか。以前海外の演出家の方が私たちをイエローと言っていると通訳の方がこっそり教えてくれました。そんな言葉も思い出しました。人種が違っても違っても感じる何かを求めたいと思います。

2017年5月1日月曜日

喜望峰

≪インド洋と大西洋が交わる希望峰≫

「アシテジ」世界大会の説明を、27日に南アフリカ大使館の方もみえ四谷で聞きました。アフリカ広し。悪い噂のイメージもありますが、ケープタウンは大都市。治安の良さもお墨付き。日本国内総勢47名で参加し香港で集合します。アジアパーティーアフリカパーティーもあり。とにかく観ます。でもセリフ劇や社会的な作品がこの時代を鑑み多いと聞き、言葉のわからなさに不安もありますが、大きい意味で私としては体感に来る作品を期待しています。


そういう意味ではこの仏像の絵。私の父が眠る寺にあったのですが、衝撃が強かったし意志がはっきりしていて怒っている。伝わってくるものがあります。

27日夜には四谷からせんがわ劇場へ。シャンソンの公演を観劇。打ち上げにも参加し音楽家の方達からいいお話を聞きました。そしてああもうやるしかないと元気になりました。私の演劇公演は今年はあと11月となりますが、5月のアフリカ、そして夏には長年の予定を実現し、秋の公演には充実して皆様にご案内を送らせていただきたいと思っています。どうそ皆さまお元気で!
今後共、どうぞよろしくお願いいたします。