ABOUT US

1982早稲田小劇場入団
1988劇団第三エロチカ入団
2001ZORAを劇団第三エロチカ吉村、坂本で活動。
2015吉村他界。
2019ZORAを閉じる。
2021「プロジェクト榮」を、演出:俳優/篠本賢一、
舞踊家:俳優/花柳妙千鶴と活動開始。
2023「よなよな」久保庭尚子と立ち上げ。

2015年5月31日日曜日

お伊勢参りと鳥羽の海(ヨシムラ)



お伊勢参りに行ってきました。

職場の同僚が企画してくださり、一年前より積み立てもしてずっと楽しみにしていた旅です。新幹線で名古屋へ。その先は「特急しまかぜ」で鳥羽へ。夏のような日射しと青と緑が入り混じった美しい海が迎えてくれました。鳥羽水族館で海の不思議な生物を見た後、初日の宿「タラサ志摩」へ。ここで、あたたかい海水の中でリラックスしたり、全身を海泥でパックしたりする、タラソテラピーを体験。施術後は、毒素が抜け五感が冴えるような感覚に。そして夜は、アワビ、伊勢海老、松坂牛のフルコース。地元の幸をふんだんに頂く贅沢なディナーを堪能しました。あまりにも美味しくて幸せ。


翌朝も快晴。いよいよ伊勢へ向かいます。荒波のなかに浮かぶ二見の夫婦岩を拝み、伊勢神宮の、外宮、内宮を参拝しました。伊勢神宮は一昨年、式年遷宮を終え、鳥居も橋も社殿もまだ真新しい白木です。清浄な五十鈴川のほとり、玉砂利を踏んで進むと、新緑の木立のなかに点在する社殿は、鮮やかな色もなく、静寂で、特別な空気に包まれます。20年に一度、すべて造り替えるという遷宮の理由は諸説ありますが、常若(とこわか)~繰り返し再生することで、いつも変わらない姿で、みずみずしいままに「永遠」をめざす~精神の象徴でもあるそうです。


あまりにも青い空。伊勢神宮を巡りながら、病気快癒のお礼、自然や人への感謝、祈り、願い、様々な思いが行き交いました。一昨年より我が身に起こった様々なことが、やっと終わった、成し遂げた、そのような気持ちにもなりました。


2015年5月24日日曜日

《童話憧憬》写真館(サカモト)

2015.3、18~21 タイニイアリス《童話憧憬》 写真:原節子

昨日駅を降り立ったら暗い。暗いよ、あれいつもと違うと思いつつふらふらとコンビニへ。停電と知る。店は真っ暗。見慣れたお顔つきだけどこれまでコンビニのお兄さんとは一言も会話などしなかったけれど停電?どうして?と語らい、この暗闇が妙に落ちつき体に馴染み、トボトボと家路へ。

西国分寺で新井純さん石井ひとみさんのライブを見た帰りでした。

功刀達哉

3月の舞台「童話憧憬」の舞台写真が出来あがってきました。この作品についての総括が私の中でまだ整理ができてなく・・・。でも来てくださった方に感謝の思いでいっぱいです。
本当にありがとうございました!

今年初冬、恵比寿、新大久保で稽古し、徘徊しながら三人で創りました。


この芝居がはねてからも閉館する新宿タイニイイアリスに韓国の作品を3作観劇。タイニイアリス最終公演では関係者一同が集まり宴会。評論家、プロデューサーの方も来られ、いつもかもねぎでお世話になっている音響家の藤田赤目さん、これまでお話ができなかった方々とも沢山お話しができました。
皆、演劇を愛し生きてきたんだなあと実感。いい時間でした、小劇場万歳!!

そして主催者西村さん、言葉を失いプラカードを掲げ来られた旦那様、主催者の丹羽さんも来られ胸が熱くなりました。お二人の演劇に対する情熱、太っ腹の人生はすごく輝いてみえました。
演出家 荒川貴代さん↓


日曜日
また家でとぼとぼと寅さんを見ながら、吉村さんの伊勢神宮のおみやげの地ビールをいただく。
切れ味もよく、程よい飲み心地。さくら役の倍賞千恵子さんが美しい。

寅さんのようにふらっと旅行もいいなあ、そんな季節ですね!

2015年5月17日日曜日

颯爽と。(ヨシムラ)

5月後半はふたつの旅の予定があり楽しみにしています。ひとつは「お伊勢参り」。不肖わたくしの病気快癒のお礼参りにと、職場の方が企画してくださった。うれしい、ありがたい。一昨年、式年遷宮を終え装いも新たになった伊勢神宮の外宮、内宮を巡り、鳥羽のホテルでタラソテラピー(海洋エステ)もあり、心身ともに清らかになりそうです。ふたつめは恒例の「ますとみ温泉」。役者ダンサー15名で行く、自炊、湯治の旅です。野草のてんぷらや山歩きなど、自然を満喫してきます。


昨年は治療の副作用で髪が抜け、ウイッグを愛用していましたが、旅をきっかけにウイッグを脱ごうと思い立ち、まだ生えそろわぬ髪を整えるべく、久しぶりに美容院へ。思えば髪が抜けてゆくときは悪夢のようだったが、こうしてまた生えてきた。ふしぎ。このようなことがなければ、この髪型をすることもなかったわけで。鏡に映った顔はなんだかまだ見慣れぬ人だけど、新鮮です。

ベランダの日々草。毎日かわいい小さな花が開きます。

2015年5月10日日曜日

男はつらいよ(サカモト)


4月は風邪にやられ真面目に講座と家の往復のみ。微熱を抱えながら唯一の楽しみは夕ご飯を食べながらのDVD「男はつらいよ」。昨年撮った映画の待ち時間の時、主演男優で息子役の彼にどんな映画をみるんですか?と聞いたら、洋画は3名程監督の名前を挙げられああなるほどと思いつつ、邦画は断然男はつらいよです何回見てもふとみたくなるんですよと・・・そういえば父も好きだったと咳の止まらなかった日々急に思い出し。寅さんを見続け今日で1作見ました。 


お母様がミヤコ蝶々さんという初回のほうの作品を今回はじめてみて、本当に親子のように似ててキャスティングの妙に唸りました。田中絹代さんが出演している回も今回はじめて見てそのさりげなさに。財津一郎さんや面白い役者さんが沢山見れます。そして妖艶な浅岡ルリ子さん。あの頃の女優魂というものは並々ならぬものを感じます。おじさんは森川信さんがひょうひょうとしてて一番好きです。渥美清さんは浅草フランス座、ミヤコ蝶々さんは漫才師、多芸。あの方達の境地というのは本当にすごい。とにかくテンポがよく惹きこまれる。あっという間に見終わってしまいます。48作まではほど遠いですが、どこまでいけるか?


2015年5月3日日曜日

日々。5月号(ヨシムラ)

5月。
眩しすぎる陽射しを受け、新緑がおおらかに揺れています。

今朝の六義園

巷はゴールデンウィークの真っ盛りですが、当方は連日仕事の日々。ただ、日がのびてきたので、退社後まだ明るいうちから白ワインを楽しめたりもして。吹く風も心地よく小さな幸せ。本当にいい季節です。


駒込駅のツツジ

月曜日は久々のZORA会で、鶏をつつきながら話しました。わたしが休んでいる間、サカモトは着々と新しい世界を切り拓いており、そのがんばりに敬意!わたしも自分のペースでやっているのですが、おおいに刺激を受けた夜でした。生きる道も築いてきたものも変化し、それぞれがそれぞれを極めていくのだろうけど、ZORAでは、その時々の「今」を考え、持ち寄り、ぶつけあい表現できたらいいなぁと再確認しました。

よそのお宅の寄せ植え


つけっぱなしのテレビから、清志郎の歌声が流れてきた。昨日が命日だったから。「スローバラード」「トランジスタ・ラジオ」。心に沁み込む歌詞と声、何年たっても。


亀戸天神の藤はもう終わりかけでした。