4月は風邪にやられ真面目に講座と家の往復のみ。微熱を抱えながら唯一の楽しみは夕ご飯を食べながらのDVD「男はつらいよ」。昨年撮った映画の待ち時間の時、主演男優で息子役の彼にどんな映画をみるんですか?と聞いたら、洋画は3名程監督の名前を挙げられああなるほどと思いつつ、邦画は断然男はつらいよです何回見てもふとみたくなるんですよと・・・そういえば父も好きだったと咳の止まらなかった日々急に思い出し。寅さんを見続け今日で16作見ました。
お母様がミヤコ蝶々さんという初回のほうの作品を今回はじめてみて、本当に親子のように似ててキャスティングの妙に唸りました。田中絹代さんが出演している回も今回はじめて見てそのさりげなさに。財津一郎さんや面白い役者さんが沢山見れます。そして妖艶な浅岡ルリ子さん。あの頃の女優魂というものは並々ならぬものを感じます。おじさんは森川信さんがひょうひょうとしてて一番好きです。渥美清さんは浅草フランス座、ミヤコ蝶々さんは漫才師、多芸。あの方達の境地というのは本当にすごい。とにかくテンポがよく惹きこまれる。あっという間に見終わってしまいます。48作まではほど遠いですが、どこまでいけるか?