ABOUT US

1982早稲田小劇場入団
1988劇団第三エロチカ入団
2001ZORAを劇団第三エロチカ吉村、坂本で活動。
2015吉村他界。
2019ZORAを閉じる。
2021「プロジェクト榮」を、演出:俳優/篠本賢一、
舞踊家:俳優/花柳妙千鶴と活動開始。
2023「よなよな」久保庭尚子と立ち上げ。

2018年3月26日月曜日

弟の夫



年度末のカウントダウン。年度末なんて関係ない方もいるとも思いますが、私は芝居に携わりながらもこの時期にやらねばならないこともあり悲喜こもごも。でも大きな意味で区切りをつけるいい時期だと思っています。そして桜が開花しましたね。

BSプレミアム「弟の夫」
知り合いから紹介されたテレビドラマ「弟の夫」全3回。さりげなく惹きこまれ温かい思いに胸が熱くなりました。そして力士だった把瑠都さんが役者で出演。演技が自然でいや~びっくりしました!そして見ていたらもしかしたらと忘れていた思い出が急に甦り涙がでてきました。あと以前こんな台詞を聞いたことも思いだし、偏見なんて女の髪の毛の1本にも価しないと。少人数は多人数にやられがちですが、ひとりの自分は嘘はつけないと思います。そして仲のいい友達も家族の一員だと思います。


23日。百歳の方の死を知らせる1通のメールが。街中で腰が砕けそうになりました。
わかってはいたけれど現実は胸に突き刺さりました。高齢になっても大きな声で激しく元気いっぱいの女性でした。街中で暫く立ちつくしそして東中野に向かいました。




映画「息衝く」東中野ポレポレへ。
深夜23時過ぎ霧雨。最終日23日にも登壇してきました。
好評につき!下北沢で4月に上演が決定したと監督から聞き
うれしかった。もう一日の中で気持ちがバンジージャンプ。

私は4月から活動を開始します。まずは5月公演の稽古、そして9月かもねぎショット公演のエチュードに参加。来週、このブログで5月公演のご案内をさせて頂きます。皆様♬どうぞよろしくお願いいたします。

 話題の野心作が好評につき上映決定!『息衝く』(2017/130分)
4/7(土)~13(金)土日18:30 平日17:00
4/14(土)~20(金)土日17:40 平日18:00
4/21(土)~27(金)土日16:00 平日18:00
4/28(土)~5/6(日)時間未定 ※火曜定休

2018年3月19日月曜日

映画「息衝く」いよいよ23日まで!どうぞお越しください‼ 最終日☆彡★坂本も駆けつけます!!

初日:高見亮子さん、小野寺亜希子さん。
 終演後、出演者が登壇。一人一人がこの映画への思いを語りました。

様々なご意見がある中で何かを言いたくなる映画だと思います。私の高校の教師の方も応援して下さり足を運んで下さっています。私は嘘がない感覚、あと言葉にならない思いを救いとるような風が吹いているようでいいなと。

監督:木村文洋さん 主演:柳沢茂樹さん

【監督からじきじきのお誘いです↓↓↓】

お世話になっております。
2018224日(土)より東京・ポレポレ東中野で公開が始まりました、映画『息衝く』が残り10日ほどの公開となりました

5年間の制作期間を経た本作は、映画音楽を北村早樹子が監督、演奏を坂本弘道、岡田拓郎(元・森は生きている)が手掛け、本年度、公開に至りました。現在、幅広い客層の方々から、強い賛否のご感想を頂いています。
東京公開は残り10日ほどとなりました。
一日一回の上映で恐れ入りますが、もしご都合つきましたらご鑑賞頂けないでしょうか。お待ちしております。

タイムスケジュールは以下になります。
■スケジュール
~3/23(金)20:50-(終映23:00)【最終日】
■挨拶等
3/20(火)23:00-柳沢茂樹(主演)・木村監督挨拶、Q&A
3/22(木)23:00-井土紀州(映画監督・脚本家)×木村監督
3/23(金)23:00-柳沢茂樹、長尾奈奈、古屋隆太(出演)・木村監督 他舞台挨拶

■お時間ある際に 予告編だけでもご覧頂けましたら幸いです。

■木村友祐(小説家)、島田裕巳(宗教学者)、七尾旅人(ミュージシャン)、瀬々敬久(映画監督)、廣瀬純(批評家)各氏から本作に寄せて頂いた文章、作品内容、ストーリー等、上映日誌等、公HPからご覧頂けましたら幸いです。

このたび、突然のご案内を失礼いたしました。
最後までお読みくださり、ありがとうございました。
                 (『息衝く』監督・プロデューサー 木村文洋)

■映画『息衝く』 公式HPhttp://www.ikiduku.com/

理想なき社会―ある宗教団体で育った子供は、憂国の志士と母親に
彼らの見上げた空の先には何があったのか― ある政権与党の政治団体でもあり、大新興宗教団体でもある「種子の会」。この映画は、そこで育った二人の男と一人の女を巡る、3.11以後のこの国の物語である。宗教の掲げる理想、原発の再稼働に目を瞑る政党。理想と現実の間に揺れ、自らの信念を問い続けながらも団体の中で生きる二人の男、則夫と大和。一方、「種子の会」を離れ、母親となり、独りで子を育てる一人の女、慈。彼らには絶対的に信頼を寄せる父親的存在がいた。幼少期からの師でもあり、精神的支柱でもあるカリスマ、森山周。「ひとは独りで生きていける程は強くない。世界ぜんたいの幸福を願うときこそ、個であれ―」そう言ったかつてのカリスマは、日本という国を捨てて失踪した。彼が思い描いた未来は果たしてどこにあったのか―この物語は、未だ生きることに揺れ、自立を確かな実感として感じることのできない三人が、森山に再び会いにゆくことで、自身の背けていた何かを取り戻そうとする。
理想なき社会。そこで各個人がいかに希望をもち、生き続けていくのか。本作は、この国の抱える根本的な問題を、ある特殊な生育環境で育った三人の、それでも誰しもが求める生の実感を追い求める旅を通して知ることになるだろう。

皆様、今週いっぱいです!どうぞどうぞお待ちしています!

2018年3月12日月曜日

岸・リトラル

3月8日三軒茶屋シアタートラムで「岸リトラル」を観劇。休憩含めて3時間半。
観に行ってよかったです。舞台が総合芸術だと改めて感じました。美術、照明。


レバノンの作家。内戦の話は重いけれど一人一人が自分の物語を語っていく。主役の彼が父を埋葬する場所を探していく道中で、出会った傷を負った者たちが旅を共に。

紛争地域、韓国の分断、ある意味それはドラマとなり戯曲ともなる。私もそんな作品に出演を求めていた。でも日本に問題はないのだろうか。3月11日から7年経った。この7年。私は震災にはあってはないけれど、内面的には辛いこともあり生活もめまぐるく変わっていった。今日この日を迎えてこの7年を思うと、もっと時が経った気がしていた。でも今が幸せならそんなことも忘れてしまう。言葉に出せない誰にも言えない思いは私にもある。震災にあった方の気持ちなどわかるとも思えない。個人の痛みの質は量れない。量れないけれど人の痛みに寄り添い、少しは掬い取ることはできるかもしれないと思う。時間と共に。


私の好きなシーンは、後半に訪れた彼女が主役の彼に亡霊の父の前で抱き合いたいという。彼はここではできない、父の前では無理だと言う、でも彼女は自分達が生きている証だと言う。彼は拒んではいたが受け入れる。生きていなければセックスもできない。人と交わり相手をしっかり求めることの切実さが、この過酷な状況でとても清々しかった。

叫びがあるから私も表現していく。私が出演した映画「息衝く」は嘘がなくいいなと思えます。只今上演まっただ中です。新聞にも掲載されてます。よろしかったらこの機会を逃さず、是非、東中野ポレポレへ足を運んでいただけたらと思います。

2018年3月4日日曜日

ひな祭り;東丹沢へ、


飯塚真結さん。2月28日高田馬場で「東京ハイビーム×ベニバラ兎団」を観劇。たまたま隣に座った彼女が、私がスマホ操作で右往左往しているとやさしく教えてくれました。お話をしているうちに前回の「東京ハイビーム」に出演されていたことを思い出しました。もうとにかくかわいいですね。私も子供を産んでいたらこれくらいの子がと思ったりして…。観に行きましたのは、この公演の演出家吉村ゆうさんが次回5月公演の演出であり、娘役の黒田由祈さんも出演されていたからです。ラブロマンスを面白く拝見させていただきました。5月公演に向けてのお話はまた追って~~




そしてひな祭りに東丹沢へ。もう朝からお天気もよく風もなく。昨年からすこしずつ私はアウトドア化しています。都心から離れて山の中にいると落ちつきます。

まだ春の手前で人もまばら。それもよかった。でも紅梅がしっかりと。

午前中は伊勢原から日向薬師、大釜弁財天。丹沢は決して高い山でなくまたアップダウンも比較的ないとお聞きしゆったりと散策。お昼はお寿司。


それが午後から一変しました。順礼峠から物見峠、むじな坂峠、白山へ。途中から急な木段に何度も遭遇し、ひたすら登り下りでハーハーし汗が滴り落ちました。いつもバリアフリーの中で生活している私にとっては試練でした。飯山温泉まで辿り着き6時間以上歩き続けたと思います。最後の石階段。疲れもありその石段が足のサイズより狭く感じ、石段の中に足が入りきれなく踏み外しそうになった時、私の中である思いがこみ上げてきました。このロードって…。下山。達成感に包まれました。そしてバスで本厚木へ。


本厚木の大衆居酒屋「十和田」。はじめてホンビノス貝というものを食べました。ひな祭りには蛤のお吸い物を食べたくなるのですが、本日はホンビノス貝。東京湾におられるようです。あと千葉。はまぐりよりちょっと固めですが、だしもでており美味しかったです。ここの居酒屋はリーズナブルで、うどやいしもちの天ぷらなどどれも満足。何より登山後のビールが最高でした!
メニューも一杯  ↓↓↓