5月。
眩しすぎる日射しを受けて、新緑がきらきら光って揺れています。頬に当たる風も心地よく、ああ、なんという気持ちのよい日なのでしょう。雨が降れば気持ちが沈み、快晴ならば生きる希望が満ちてきます。シーツもカーテンも思いつくものをみんな洗って干しました。
食欲がないときから、少し元気になってきた過程を、食事の写真で綴ってみました。
高校生の姪が来て作ってくれたハンバーグ。
忌野清志郎。
5月2日はキヨシローの命日です。というわけで、古いCDを取り出して聴きました。「スローバラード」や「トランジスタ・ラジオ」は、言葉とメロディーと声の危うさ切なさが絶妙で、いつ聴いても胸が痛くなるようで、その感覚は今も変わりません。けれど、後年発表した「COVERS」では、ラブミーテンダーを「なに言ってんだー ふざけんじゃねぇ 核などいらねー」と反原発をストレート過ぎる歌詞で歌い、その頃のキヨシローの行動は、突飛なものに感じていました。2009年の5月に彼が亡くなり、2011年の3月に起きたことを思うと、キヨシローの挑戦、信念が、いかに凄いものであったか、そしてその頃の自分がいかに無頓着であったか、と知らされます。後年の彼の闘病もまた、今の自分には様々な思いが沁みてきます。