ABOUT US

1982早稲田小劇場入団
1988劇団第三エロチカ入団
2001ZORAを劇団第三エロチカ吉村、坂本で活動。
2015吉村他界。
2019ZORAを閉じる。
2021「プロジェクト榮」を、演出:俳優/篠本賢一、
舞踊家:俳優/花柳妙千鶴と活動開始。
2023「よなよな」久保庭尚子と立ち上げ。

2011年11月27日日曜日

アリラン(サカモト)


時間ができたので、昼間、家の前の川沿いをぽかぽか陽気の中、散歩する。水面がきらきら光輝いている。鴨が川底の土の中に顔を突っ込んだり出したり、急に2本足で長立ちになり羽を震わせたり気持ちよさそうである。この日は白鷺も2羽。ところがどっこい、今日はあひるもいた。真っ白なおおきなあひる。どっから来たの?あひるって飛ぶの?この川を見ていると、いろいろなことを思いだす。

この街に引越してきた時のこと。長年勤務した保険会社を辞める決意をし、これからお金の工面をどうするか途方に暮れていたときのこと。ヘルパー1級の資格を取り病院勤務となるが、辛くてしょうがなかったこと。韓国へ行こうと決意したこと。仕事と芝居と2足の草鞋で走り続け、その時代のニーズにあった仕事をし、社会で働いてきた体験は私を鍛えさせてくれた。

未知のものに足を踏み出すことは、自分が行きたい未来の絵柄がまだ存在していないので、不安ながらも、私はすでにその域に到達しているんだと何度も言い聞かせる。前送り、先送り。やがてその不安も忘れ、ことに没頭しはじめると、不思議に未来だったはずのものが現実となって現れはじめる。誰も自分の保証人にはなってはくれないから、この川が、あんなこともあったねと、なんだか保証人のように見守ってくれている気がするのだ。

地デジ騒ぎの締め切り時に韓国にいたので、また帰国してからも、すぐに公演に追われテレビを見る時間もなく、チューナーは買ってあったのだけれど、封も開けずそのまま置き去り。おかげで、テレビを見なくなってしまった。最初は寂しかったのだが、次第に慣れ、部屋にいるときは音楽だけ聴いている。一昨日は、アルゼンチンタンゴ。昨日は、ちあきなおみ。今日は韓国ベストヒットソング。アリランの穏やかな三拍子が、心にやさしい。

2011年11月18日金曜日

ありがとうございました!

かもねぎショット『スキマに立つ』
公演は、無事終了致しました。
撮影:伊藤 雅章


スズナリに足を運んでくださった皆さま、協力、応援してくださった方々、共演者、スタッフの皆さま、本当にありがとうございました。


2011年11月13日日曜日

『スキマに立つ』14日まで!

かもねぎショット公演『スキマに立つ』
いよいよあとワンステージ!
明日 14日(月曜日)14時の回を残すのみとなりました。


出会ったばかりの職場のお友達や、懐かしい仲間たち、いつも応援してくださる方、様々なお客様に足をお運びいただき、感謝の気持ちでいっぱいです。8公演のうち7公演を終えましたが、演出家、扇田さんの「もっとおもしろくなる」の一声に、本番前の役者たちは気を引き締め、スタッフはアイデアを出し合い、最後の最後まで、あきらめずに作品を大きく育てています。明日、まだスキマ(空席)ございます。まだ間に合います!!ぜひ、スズナリへ、観にいらしてくださいませ。


2011年11月5日土曜日

9日水曜、初日です!(ヨシムラ)

かもねぎショット公演『スキマに立つ』
いよいよ9日水曜日より始まります!


出演する女たちです。笑う女、食べる女、はさまる女、いろんな女が出てきます。稽古場の女たちもよく笑いよく食べます。にぎやかです。サカモトは、ZORAとも、今までのどの役とも違う役柄で、意外な一面が見られそうです。私も謎の役に挑んでいますが、のびのびとやれたら、と思っております。いろんな人間がいることが愛おしく思える作品です。あっと驚く美術と仕掛け、演劇ならではのアイデアにあふれる舞台になりそうです。

今年はZORAの公演がありません。こちらは無理せず、機が訪れたときにまた、力一杯に。

震災や不況、逆境に立たされた一年でしたが、下北沢スズナリの舞台にまた立てるよろこびと、みなさまとの出会える期待にわくわくとしております。よい初日を迎えるために、もうひとふんばり!どうぞ、足をお運びくださいませ。

2011年10月30日日曜日

東京国際映画祭「ひかりのおと」(サカモト)


本番までの最後の休みの日に、まだ台詞も満足に喋れていないのに、そして睡眠時間2時間を押して六本木まで足を運びました。現在、六本木ヒルズを中心に東京国際映画祭 が開催されています。夏の「女中たち」の公演の際、劇団第三エロチカ時代の後輩高崎君が、映画監督の木村文洋さんを連れて観に来てくれました。それから木村さんのへばの という作品に心奪われ、プロデュサーの桑原さんともお会いすることができました。


今回、見て来ましたひかりのおとでは、監督山崎樹一郎さん、木村さんは監督補、そしてプロデュサーはやはり桑原さんであるこの作品。東京では2日間しかやらないということです。この日は、上演後Q&Aもあり、山崎監督のトークも聞くことができました。「ひかりのおと」は光合成をしているときの音、と言った監督の言葉が心に残りました。木村さん、山崎さん、桑原さんの真摯なやりたいことを貫く姿勢がとても清々しく、またそのことが作品に投影され、これからもこの二人の監督のフアンになりそうです。私はずっと舞台をやってきましたが、映画というジャンルに興味が沸きはじめている自分を感じています。多分、映画にこんなに興味が出てきたのは、生まれてはじめてではないかと思います。


そして私は本番近し。「スキマに立つ」こちらの稽古・・・。


女が多いなか、紅一点でなく黒一点ではなく黒三点。演出の扇田拓也さん(写真上)、そして二人の男役者(右、小高仁。左、園田シンジ。)もいい味を出しています。冬になる前のひととき、この作品で笑ってください。今回、私が演じる役にも、雪にまつわるお話があります。短いシーンではありますが、いいシ-ンです。私ももうひとふん張り、どうぞお楽しみに。

2011年10月24日月曜日

ガソリン満タン。(ヨシムラ)

ねんねん、
とりまく状況は厳しくなり、我が身はひからびてゆくけれど、こころねは、しっかりと持っていこうと決意して、気合い入れて、布団から這い出る。まだ明けきらぬ街、重い鞄を抱えて出発する。今日も行くのだ。

さて、
前回、かもねぎショットの栗ちゃんの手料理の話がありましたが、今日も野菜たっぷりおいしい手料理が並び、休憩中の役者たちのお腹と心を満たしてくれます。

こちらが栗ちゃん。今回はスキマの住人を演じます。劇中にもおいしい場面が!?


こちらはベルリン帰りの娘を演じる石川南海子さん、野菜嫌いと言いながらおいしそうに食べてます。


もちろん食べているだけではなくお稽古も着々と進んでおります!!

2011年10月16日日曜日

どんちゃん騒ぎ(サカモト)


稽古場は笑いに満ち、みなそれぞれの個性を醸し出しています。さまざまな人間がいるということが、とても可笑しいです。かもねぎショット公演「スキマに立つ」。女性三人の細腕で踏ん張っているこの集団、新演出家の調理の中で、新たな進化を遂げられるのではないかと思います。私も微力ながら片腕になれればと思います。

稽古場にはいつも、栗ちゃん(かもねぎショットメンバー、栗栖千尋さん)の手料理があり、休憩になるとついつい手が出てしまいます。栗ちゃんは、仲間で経営しているお店でも調理しており、これからもどんどん腕を上げていくことでしょう。ちなみにさつまいもをオレンジジュースで煮てオリゴ糖をかけたお芋は、柑橘系の酸味も兼ね備え、とても美味。また甘い梅を生姜で煮てきてくれたり・・・。クエン酸と甘さが疲れを吹き飛ばしてくれます。手料理に勝るものなし。稽古が始まるとコンビニ漬けになってしまう胃袋が感謝しています!

           写真は、韓国チーム「女中たち」ポスター
話は変わって、今年前半韓国に赴き、夏には密陽夏公演芸術祝祭に参加してきました。その様子を、俳優でもありさまざまな演劇の局面で精力的に活動をしている金世一(キム・セイル)さんが、ワンダーランドというマガジンに掲載してくれています。興味のある方は、どうぞ覗いてみてください!