稽古場は笑いに満ち、みなそれぞれの個性を醸し出しています。さまざまな人間がいるということが、とても可笑しいです。かもねぎショット公演「スキマに立つ」。女性三人の細腕で踏ん張っているこの集団、新演出家の調理の中で、新たな進化を遂げられるのではないかと思います。私も微力ながら片腕になれればと思います。
稽古場にはいつも、栗ちゃん(かもねぎショットメンバー、栗栖千尋さん)の手料理があり、休憩になるとついつい手が出てしまいます。栗ちゃんは、仲間で経営しているお店でも調理しており、これからもどんどん腕を上げていくことでしょう。ちなみにさつまいもをオレンジジュースで煮てオリゴ糖をかけたお芋は、柑橘系の酸味も兼ね備え、とても美味。また甘い梅を生姜で煮てきてくれたり・・・。クエン酸と甘さが疲れを吹き飛ばしてくれます。手料理に勝るものなし。稽古が始まるとコンビニ漬けになってしまう胃袋が感謝しています!
話は変わって、今年前半韓国に赴き、夏には密陽夏公演芸術祝祭に参加してきました。その様子を、俳優でもありさまざまな演劇の局面で精力的に活動をしている金世一(キム・セイル)さんが、ワンダーランドというマガジンに掲載してくれています。興味のある方は、どうぞ覗いてみてください!