8月1日
江戸川花火大会へ
月と花火
川面を渡る風は心地よく、打ち上げ前、土手にシートを敷き、少し明るいうちに始まる宴会も昔のまま。家族は入れ替わっているけれど。花火は高く高く打ち上がり、空の上で大きく開き、パンッと少し遅れて音が来て、その頃にはもう消えている。華やかで、はかなくて、潔い。誕生日の夜に次々打ち上がる花火は景気よく、ながめているとまんまるの月まで出ている。これからの一年、なんだかとても良いことがありそう。来た道を振り返ってみると、いやなこと辛いことはけっこう忘れてしまっている。穏やかなようでいて、数々の波乱、試練も多き半生であった。さてこの先は。
8月6日
しかし連日連夜の暑さには思考も溶け、体もバテる。
終戦、原爆から70年経った8月。病院の待合室で偶然見ていたテレビで、広島市長が平和宣言をしていた。「広島をまどうてくれ!」これは、故郷や家族、そして身も心も元通りにしてほしいという被爆者の悲痛な叫びだ。核兵器廃絶、世界恒久平和という言葉が一層深い意味を持って突き刺さってくる思いでした。
若かりし両親は、それぞれどんな思いで70年前の8月を迎えたのだろうか。その後、出会い、家庭を築き。育ててくれたこと、平和を守ってくれたこと、年を経るごとに感謝の気持ちが大きくなります。