翌9日は、月が地球に最も近づいたときに、月の姿が大きく見えるという、いわゆるスーパームーンの日。帰宅時に見上げると、いつもより数倍明るく輝く大きな月が浮かんでいた。月の光の下で、小さい人間のわたしがとぼとぼと歩いている。
1999年9月 東京 スーパームーン |
月といえば、1999年の夏にオーストリアのグラーツで体験した皆既日食を思い出す。太陽が月にすっぽり隠れてしまうという現象で、真昼に訪れた暗闇と冷気の不思議な感覚は忘れられない。自然、宇宙の美しさ、恐ろしさ。
1999年8月11日 グラーツ 皆既日食 |
10日は夕方から猛烈な雨。新小岩駅は冠水。我が家の近くの明治通りも川のようになった。本当に、一瞬にして。日本各地の災害を急に身近に感じた。 |
帰宅すると玄関のドアに紙袋がかけてあり、中を見ると、ぴかぴかの野菜たち。
家庭菜園で穫れた無農薬の野菜を届けてくれた方あり。穫れたての野菜は苦みもあり滋味深い。食べ物が人間の体を作っていくことを実感しつつ、ありがたく、美味しくいただきました。
朝顔 その4 まだまだ咲きます! |