2013年、あと一か月です。
昨日、サカモトの芝居「韓国新人劇作家シリーズ第二弾」が千秋楽を迎えました。私は28日の夜に観劇。カフカ「変身」の虫ならぬ、こちらはマグカップ!赤髪のサカモトがいきなりすっころぶといったシーンで、のっけからふりきれた芝居が楽しかった。同時上演の「ピクニック」も暗いテーマながら凄みのある作品。韓国の作家の描く物語、心情に、添いきれぬ部分は感じつつも、韓国の「底力、活力」を感じました。先日観た「秋雨」ともども、見応えのある作品でした。触発されて集い、友好、交流と口にせずとも、実行しているのですね。おつかれさまでした。
我々、今年の舞台、すべて無事終えました。
職場から近い、東京大学構内の銀杏です。枯れてゆく葉なのに一年でもっとも美しく、堂々としているこの銀杏に昨年出会い、今年もこうして会いに来ました。この木の下で、風の音を聴き、駆け抜けた今年に思いを馳せました。
適当に平穏でおだやかだった人生前半。打って変わって、いろいろなことが目まぐるしく押し寄せる人生後半です。まだまだ予想もしないことが起きるでしょう。まとめるには早すぎる。ではでは。