ABOUT US

1982早稲田小劇場入団
1988劇団第三エロチカ入団
2001ZORAを劇団第三エロチカ吉村、坂本で活動。
2015吉村他界。
2019ZORAを閉じる。
2021「プロジェクト榮」を、演出:俳優/篠本賢一、
舞踊家:俳優/花柳妙千鶴と活動開始。
2023「よなよな」久保庭尚子と立ち上げ。

2025年6月29日日曜日

冷却

 


こらえていた気持ちが爆発しました。世間的な括りがあろうと許せないことは声を大にしていかないと。この年になって自分がこんなに怒るなんて思ってもみませんでした。でもそんなことではもったいない。熱風にさらされ、電車に飛び乗る、下北沢へ。

https://www.craftbeers.tokyo/

クラフトビールのお店で冷却。レゲエ音楽と瓶ビヤで気分を切り替える。



燐光群「KYOTO]

プレビュー公演観劇。ああ、ここでも対立!もっと面白くなる、期待大。イギリス版も是非観てみたい。

英国ロイヤル・シェイクスピア・カンパニーと、難民問題など世界の対立構造に目を向けてきた芸術団体グッドチャンスによる共同製作、ジョー・マーフィーとジョー・ロバートソンによる戯曲『KYOTO』(オリヴィエ賞2025ノミネート作)を世界に先駆けて日本で翻訳上演。





映画「PLAN75」
気になってはいたが、ようやく鑑賞。さみしい気持ちになる。私はどんなことが待ち構えていても前のめりで死にたい。只、こればかりはその年にならなくてはわからない。






「照子と瑠衣」作:井上荒野 NHKプレミアムドラマ
暫くは、こちらのテレビドラマを楽しみに。昔、ZORAをやっていた頃、女二人で表現したいことあるの?と言った演出家もいたが。紛争は世界だけで起こっているわけではない。






なんだかパッとしない1週間でもあったが、22日の日曜日には早稲田小劇場先輩が経営する、池ノ上の居酒屋「鱒夫亭」が6月に閉店。懐かしい仲間、劇団繋がりでワイワイ宴会。楽しんできました。

梅雨明けも早い今年。
暑いですが、皆様、冷却しつつ、頑張りましょう!

2025年6月22日日曜日

劇団印象🐘「クミの五月」出演!




 【日時】2025年9月8日(月)19:00開演

【会場】座·高円寺2
【作】パク・ヒョソン【翻訳】津川泉
【演出】鈴木アツト
【出演】佐乃美千子、岩崎正寛、赤江隼平、木下綾夏、藤井咲有里、坂本容志枝、茜部真弓、加古みなみ、笹良まゆ、上村聡、大塚航二朗、滝沢花野


愛する兄さん、一握りの土と、木の葉、草に集く蟲の音も、
この地では、すべて兄さんとひとつです

1980年に韓国で起きた光州事件で戒厳軍(政府軍)との銃撃戦により道庁で射殺された大学生イ・ジョンヨンの妹クミの手記をもとに劇化。市場のおばあさんが軍に殺されたのを機に民主化デモに合流した兄ジョンヨン。市民軍と戒厳軍の攻防、市民軍の内部分裂まで描き切った臨場感あふれるマダン劇の傑作。

公演日時

2025年9月8日(月)19:00開演(18:15 受付開始・開場)

上演時間:1時間25分予定(休憩なし)

会場

座・高円寺2
〒166-0002 杉並区高円寺北2-1-2
(アクセス)JR中央線「高円寺」駅 北口を出て徒歩5分

作・翻訳・演出

作:パク・ヒョソン
翻訳:津川泉
演出:鈴木アツト

▶︎出演者コメントはこちら

チケット料金

3,000円(税込)

※7月7日(月)より発売開始

スタッフ

舞台監督:廣瀬正仁
照明:川村孝志(ライティングユニオン)
音響:斎藤裕喜(Québec)
イラスト:大野舞”denali”
チラシデザイン:西宮紀子
制作:村上理恵




怒涛の如くの1週間。月曜日に「クミの五月」初顔合わせ。演出のアツトさんから「マダン劇」というワードをお聞きしとても新鮮に思いました。

そして翌日から成し遂げる課題に日々奮闘。こんがらっていた問題も解けていく。やり切った感で金曜の夜は期待していた劇団の公演観劇へ。でも消沈😢、ああ、気持ちはマダン劇!





帰宅しBIGISSUEが届いており、レディー・ガガ表紙。特集は「タコとイカのこころ」。思わず目が釘付けに。

そしてガガの言葉が響く。「最悪の状況を最大限に生きる」「混沌した時代に、私は踊る。怒り、泣いて、幸せになる。私のスーパーパワーは、創造力だった」

何故、こう問題が起きるのか、私にも難題がくる。人、人種、それが戦争に繋がってもいく。どこまでいっても、わかりあえない人。でも人。だから人の匂いのしない芝居はつまらない。ガガの怒り、泣いて、幸せになる、の言葉が今の私にはグットくる。

日曜朝、選挙に行って参りました。午後は稽古。夜は15名以上の宴会。人に会ってきます!

2025年6月15日日曜日

観世能楽堂 銀座シックス

 


久しぶりに能を鑑賞。サド侯爵夫人公演の際に、大変お世話になりました能楽師西村さんが出演されています。銀座シックス地下3階。エノテカでワインを嗜まられてる方を横目に、まずは、能「氷室」の開演時間にぎりぎり間にあいました。セーフ!

セーフはしましたが、久しぶりの笛の音色に睡魔に襲われ心地よくうとうと。しかし時間が進行していくうちに、自分の中で興味が湧いてきました。氷室という室の存在。天女の能面美と氷室明神の迫力、後半の飽きさせない太鼓、笛のセッション、謡の緩急、重厚感ある演出。


【解説】
『氷室』は夏にふさわしい作品です。夏に天皇へ捧げられる氷が清涼感を感じさせてくれます。 氷室とは真冬にできた氷を夏まで貯蔵しておく室むろのことです。現代のように冷凍庫がなかった時代、氷を手に入れるには、池に張った氷を切り出すのが一般的で、山陰に穴を掘り、茅かやを敷きつめて保存しました。その氷を6月に朝廷へ献上したのです。




前場と後場に共通する「氷を守る」ことは、神と人が同一の意思を持っていて帝の威厳を護る事であると伝えているように感じますと解説あり。


一瞬、氷室明神が面を切る際に惹きつけられました。昔の能も神がかる瞬間、面が漲るそんな素晴しい瞬間が沢山あった…。氷なんていくらでもある現代に生き、銀座シックスの中でしみじみしました。友と語らいつつ帰途。「氷室」はまた観たい。そしてまた行こう!銀座シックス。今度はオペラグラス持参で👀





翌日東大宮。雨降り。今年一緒に尾瀬に行く方が主催する、沢山の漫画と日本酒を好きに持っていっていいという会に参加…太っ腹。10人弱でワイワイ。夕方から宴会。久しぶりに居酒屋へ。創作料理のお店で、白レバー、イカの炙りあげ等、新鮮!☺





さて、少しづつ稽古が始まってきます。来週は9月リーディング公演「クミの5月」のチラシをアップします!





2008年観世榮夫追悼公演 能「隅田川」坂本シテ:  銕仙会能楽研修所  

榮夫さんの命日、6月8日。紫陽花が咲くこの時期に思いだします。追悼公演でシテをやらせて頂きましたのも貴重な経験でした。榮夫さん感謝です。

2025年6月9日月曜日

赤城山・大沼/小沼 🐵お猿さん

 




日本百名山、関東百名山、上毛三山(じょうもうさんざん)に数えられる名峰、赤城山へ行って参りました。☼☼☼1泊2日。まずは小沼/大沼巡り。



美しい。気持ちが広がる。9月からはワカサギ釣りの方も多く、冬は氷上でのワカサギ釣り。




赤城山は自然の宝庫ですね、思ってたよりよくて感動しました。





初日は体力温存。旅館の食事に舌包み。やはりワカサギ、鮎の塩焼きも。でも23000歩。





翌日は曇り、登山にもってこい!暑いと消耗しますし。さて~急登が待ってます…



標高 
1,828mの黒檜山(くろびさん)を主峰に、ほか6つの山からなるカルデラ湖を含む複成火山。岩場の多い樹林体をひたすら登る。今回はストックもなし。もう這って這って、這いました。私は🐵猿になった気分でした。思わず口からは「アイアイアイアイお猿さんだよ~♪」と口ずさんでいました。





山は山ツツジで覆われていました。オレンジのツツジです。1時間以上バスに揺られ標高が高くなると、まだつつじが…。






登山者も多かったのですが、静けさもあり。赤城神社も赤く。空と山の彩の中、際立っていました。沼の広さ、この地の広さが、人口密度を低くしている。癒されます。





先週は久しぶりにワインの試飲会にも行きましたし、1本芝居も観劇。頭の中は会社で管理者となってから仕事のことが牛耳ることが多くなりました。夜明けに目が覚めたり、心臓がバクバクしたり。昨年母を亡くし、弟と会うことも増え弟の言った言葉が思い出されます。しっかり動けるのは80歳迄として、あと20年。動けるうちにやりたいことをやる。





無事下山。2日目は急登の24000歩。富士見温泉で汗を流し、スーパードライで乾杯。普段はスーパードライは飲みませんが、でも美味しかった。

高崎からの列車はボックスシートもあり、帰りは駅弁とつまみ、IPA、日本酒で語らいあう。

そういえば列車の中で、「クミの5月」の台本を2度読みました。昔は芝居が全てでした。今は芝居も人生の一部になる。発見もあり。さてまた👍

2025年6月1日日曜日

「暗殺の森」ベルナルド・ベルトリッチ


疲れて帰宅し何もする気がなく、でも食べようとスパゲッティを茹で、ジェノーベーゼ。肉を焼く。赤ワインをグラスに注ぎ、テーブルにつく。この映画を見ていなかった。1970年代のイタリア。シュールな画面が映し出され、見続けるうち映像に惹きつけられてしまった。




美しい二人の女優。主人公の男の闇。退廃的な雰囲気もあり、



女同志のダンス、ステファニア・サンドレッリ、ドミニク・サンダ。ああ美しい。パーティーはダンスの輪になっていく。





ドミニクサンダが冷たくカッコいい。でもラストは、、、


帰宅すると、何かひとつは必ずドラマが観たくて、テレビ(エンジェルフライト、幸せは寝て待て、続・続・最後から2番目の恋、今夜はコの字で等‥見て、楽しくほっこりしていた。そういう日もある。が、目が覚めた。映画を観なくては。





  今年2本の演劇活動も少しづつ準備しています。まずは9月「クミの5月」はもう少しでチラシが出来上がります。素敵なチラシです。

散歩は日々の糧。本日は府中の森公園。小鴨がかわいい。ひたむき🐥