暑い中、劇場へ足をお運びくださったみなさま、応援くださった皆さま、スタッフの方々、共演者のみなさま、本当にありがとうございました!
「福袋駅下車徒歩6分」は震災後の日本人に放った、作家、高見亮子さんの強く厳しいメッセージを、あたたかい眼差しで描いた作品であったとあらためて思います。人が演じて伝えること。その意味の大きさ、難しさ、やりがい、にもあらためて気づきました。気心の知れた同世代の感覚、若い世代の頼もしさ、共演者からたくさんの刺激を受けて、公演を終えました。朝まで飲むと言う若者たちと別れ歩いた下北沢の街で、劇団の頃のこと、時を経て再会した仲間や、演劇という道をてくてくと歩いて来た我が身をふりかえり、重い荷物をぐっと持ち直し、「明日からまたがんばる」と誓いました。みなさま本当にありがとう。