ギィ・フォワシィ・シアター「動機/デモ隊 + ショートコント4作」
両国シアターχまで、公演に来て下さった方、本当にありがとうございました。稽古後半は、池袋の稽古場から両国に入り、五月場所もあり、若い派手な浴衣姿のお相撲さんがスマホを片手に闊歩する姿を見、時代も変わりつつあるものだと思い、自分はといえば余裕もなく公演を迎えました。
照明の小関さんが声をかけてくれ出演した舞台でしたが、スタッフの方以外は誰も知り合いのいない現場に入り、池袋で両国で稽古後、ほとんど飲みに赴き交流いたしました。
打ち上げの際は、翻訳家山本邦彦さんとお話することもできました。この公演を終えて、考えさせられました。観てくださった方の反応もさまざまでしたが、私達は日本人であり、その日本人が「デモ隊」という戯曲をどうとらえるか、そしてそれをどう上演するのかに尽きる気がしました。
公演を終えた4日後、共演した西田圭さん(西田さんは歌手です)の演歌ショーを観にいくと、ばったり今回相手役の神山寛さんとお会いし、西田さんのショーの後、二人でコーヒーを飲みに行きました。そこでいろいろなお話をきくことができ、公演後であるから話せることもあり、お話ができてとてもうれしかったです。神山さんは82歳、信念は揺らぐことなく凛とした姿勢は美しく、カッコいいです。
今日はやっと休みがとれました。公演翌日から仕事、次回の稽古もあり、一日家にいることはほとんどありません。けれど全然億劫ではありません。むしろ楽しいです!4月から中田新一監督、そして今回のメンバー、新しい出会いの中で自分が少しづつ変わっていくのを感じますし、変わりたいと思っています。これからも、これまでずっとお付き合いが続いている方に感謝の気持ちを胸に、今年後半に向かう舞台に全力を傾けたいと思います。