「油壷マリンパーク」のいるかくん。
今年、冬公演の韓国戯曲作品のテキストレジの為、キム・セイルさんをはじめモズ企画有志で、三浦半島の海沿いで合宿をしました。キム・セイルさんが選別した戯曲3本を、もう一度日本人の私達を含め読み直し、完成化へ近づけるという作業です。
三崎駅に到着すると、どこかで見かけたお顔が。菅間馬鈴薯堂の稲川実代子さん、思わず走り寄り抱きついてしまいました。こんな偶然ってあるんですね。テレビドラマの撮影で、三崎まで来てるということでした。以前こちらの劇団に客演し、大変お世話になりました。
子供の頃、よく海水浴に訪れたこの街。こうして何十年も経ち訪れてみると独特な思いがこみあげてきます。二日目の朝には曇り空ではありましたが、海沿いを散歩。1月はずっと図書館で篭ってましたから、ひらかれた海を前にものすごい開放感でした。本当にこれからは芝居に突入だ!と思わず、心の内で、海に向かって叫んでしまいました。
4月の朗読の稽古が始まり、5月公演の顔合わせ、ZORAの本選び、活動を開始しました。今年一年、悔いのない舞台に近づけられるよう頑張ります。
ワカメおばさん、手には朝拾ったワカメが。久保庭尚子さん