ABOUT US

1982早稲田小劇場入団
1988劇団第三エロチカ入団
2001ZORAを劇団第三エロチカ吉村、坂本で活動。
2015吉村他界。
2019ZORAを閉じる。
2021「プロジェクト榮」を、演出:俳優/篠本賢一、
舞踊家:俳優/花柳妙千鶴と活動開始。
2023「よなよな」久保庭尚子と立ち上げ。

2025年6月15日日曜日

観世能楽堂 銀座シックス

 


久しぶりに能を鑑賞。サド侯爵夫人公演の際に、大変お世話になりました能楽師西村さんが出演されています。銀座シックス地下3階。エノテカでワインを嗜まられてる方を横目に、まずは、能「氷室」の開演時間にぎりぎり間にあいました。セーフ!

セーフはしましたが、久しぶりの笛の音色に睡魔に襲われ心地よくうとうと。しかし時間が進行していくうちに、自分の中で興味が湧いてきました。氷室という室の存在。天女の能面美と氷室明神の迫力、後半の飽きさせない太鼓、笛のセッション、謡の緩急、重厚感ある演出。


【解説】
『氷室』は夏にふさわしい作品です。夏に天皇へ捧げられる氷が清涼感を感じさせてくれます。 氷室とは真冬にできた氷を夏まで貯蔵しておく室むろのことです。現代のように冷凍庫がなかった時代、氷を手に入れるには、池に張った氷を切り出すのが一般的で、山陰に穴を掘り、茅かやを敷きつめて保存しました。その氷を6月に朝廷へ献上したのです。




前場と後場に共通する「氷を守る」ことは、神と人が同一の意思を持っていて帝の威厳を護る事であると伝えているように感じますと解説あり。


一瞬、氷室明神が面を切る際に惹きつけられました。昔の能も神がかる瞬間、面が漲るそんな素晴しい瞬間が沢山あった…。氷なんていくらでもある現代に生き、銀座シックスの中でしみじみしました。友と語らいつつ帰途。「氷室」はまた観たい。そしてまた行こう!銀座シックス。今度はオペラグラス持参で👀





翌日東大宮。雨降り。今年一緒に尾瀬に行く方が主催する、沢山の漫画と日本酒を好きに持っていっていいという会に参加…太っ腹。10人弱でワイワイ。夕方から宴会。久しぶりに居酒屋へ。創作料理のお店で、白レバー、イカの炙りあげ等、新鮮!☺





さて、少しづつ稽古が始まってきます。来週は9月リーディング公演「クミの5月」のチラシをアップします!





2008年観世榮夫追悼公演 能「隅田川」坂本シテ:  銕仙会能楽研修所  

榮夫さんの命日、6月8日。紫陽花が咲くこの時期に思いだします。追悼公演でシテをやらせて頂きましたのも、貴重な経験でした。榮夫さん、感謝です。

2025年6月9日月曜日

赤城山・大沼/小沼 🐵お猿さん

 




日本百名山、関東百名山、上毛三山(じょうもうさんざん)に数えられる名峰、赤城山へ行って参りました。☼☼☼1泊2日。まずは小沼/大沼巡り。



美しい。気持ちが広がる。9月からはワカサギ釣りの方も多く、冬は氷上でのワカサギ釣り。




赤城山は自然の宝庫ですね、思ってたよりよくて感動しました。





初日は体力温存。旅館の食事に舌包み。やはりワカサギ、鮎の塩焼きも。でも23000歩。





翌日は曇り、登山にもってこい!暑いと消耗しますし。さて~急登が待ってます…



標高 
1,828mの黒檜山(くろびさん)を主峰に、ほか6つの山からなるカルデラ湖を含む複成火山。岩場の多い樹林体をひたすら登る。今回はストックもなし。もう這って這って、這いました。私は🐵猿になった気分でした。思わず口からは「アイアイアイアイお猿さんだよ~♪」と口ずさんでいました。





山は山ツツジで覆われていました。オレンジのツツジです。1時間以上バスに揺られ標高が高くなると、まだつつじが…。






登山者も多かったのですが、静けさもあり。赤城神社も赤く。空と山の彩の中、際立っていました。沼の広さ、この地の広さが、人口密度を低くしている。癒されます。





先週は久しぶりにワインの試飲会にも行きましたし、1本芝居も観劇。頭の中は会社で管理者となってから仕事のことが牛耳ることが多くなりました。夜明けに目が覚めたり、心臓がバクバクしたり。昨年母を亡くし、弟と会うことも増え弟の言った言葉が思い出されます。しっかり動けるのは80歳迄として、あと20年。動けるうちにやりたいことをやる。





無事下山。2日目は急登の24000歩。富士見温泉で汗を流し、スーパードライで乾杯。普段はスーパードライは飲みませんが、でも美味しかった。

高崎からの列車はボックスシートもあり、帰りは駅弁とつまみ、IPA、日本酒で語らいあう。

そういえば列車の中で、「クミの5月」の台本を2度読みました。昔は芝居が全てでした。今は芝居も人生の一部になる。発見もあり。さてまた👍

2025年6月1日日曜日

「暗殺の森」ベルナルド・ベルトリッチ


疲れて帰宅し何もする気がなく、でも食べようとスパゲッティを茹で、ジェノーベーゼ。肉を焼く。赤ワインをグラスに注ぎ、テーブルにつく。この映画を見ていなかった。1970年代のイタリア。シュールな画面が映し出され、見続けるうち映像に惹きつけられてしまった。




美しい二人の女優。主人公の男の闇。退廃的な雰囲気もあり、



女同志のダンス、ステファニア・サンドレッリ、ドミニク・サンダ。ああ美しい。パーティーはダンスの輪になっていく。





ドミニクサンダが冷たくカッコいい。でもラストは、、、


帰宅すると、何かひとつは必ずドラマが観たくて、テレビ(エンジェルフライト、幸せは寝て待て、続・続・最後から2番目の恋、今夜はコの字で等‥見て、楽しくほっこりしていた。そういう日もある。が、目が覚めた。映画を観なくては。





  今年2本の演劇活動も少しづつ準備しています。まずは9月「クミの5月」はもう少しでチラシが出来上がります。素敵なチラシです。

散歩は日々の糧。本日は府中の森公園。小鴨がかわいい。ひたむき🐥

2025年5月25日日曜日

せんがわ劇場演劇コンクール

 



昨年に引き続き鑑賞してきました。2日間で5作品、1作品40分。先日中野あくとれで開催されたフリンジは1作品45分。この時間の中でやれることは充分ある。昨今、長いだけの芝居も疲れる中、そういう観点では発見がありました。



2日目の方がよかったです。多分普通に知り合いの芝居を鑑賞していたら見ることのなかった作品ばかりでした。結果もみましたが予測とは違いました‥。ああ、でも思いだしました。ZORAで吉村さんと二つのコンクールに出場し、どちらも賞を頂き、とても嬉しかったこと。





夜のテレビ鑑賞は、NHKスペシャル「人体のⅢ」が面白い。細胞のお話。




曇空の土日でしたが演劇コンクール終演後、散歩、ブルーベリーが可愛い。ワイン風呂へ。



桑の実。沢山収穫しました。桑の実酒を作ります。

先週は疲れすぎて金曜日から毎日露店風呂三昧。特に金曜日は露店風呂で寝そうになりました。ハードな日々の中でも、新しく出会った方にいいお言葉を頂きました。

やさしさは思いやり。
人は不思議ですね。その言葉ひとつで元気になれる。

そして湯上りには爽快でフレッシュな気持ちになる!心とからだは繋がっている。
NHKの細胞のお話も究極はそこかな。生きる気力が細胞を動かす。

何事も流れていきます。また明日から!

2025年5月18日日曜日

劇団印象「クミの5月」リーディング公演出演!

 https://inzou.com/news/cast-comments-kumi/

9月8日(月)19時。座・高円寺2

鈴木アツトさん演出。↑出演者のコメントです。チラシはまた!

そして私は、

~またすっかり韓国映画に。光州事件に関する映画を見まくっています。ゴールデンウイーク中には「僕たちの光州事件」をUPLINK吉祥寺で~



「ソウルの春」1979年大統領暗殺後の韓国。軍事制圧の暴力。映画では悪役だがファン・ジョンミンが禿げて登場、演技には脱毛。




「KCIA南山の部長たち」イ・ビョンホン。まさに大統領暗殺者として登場。鬱屈さと正義さを演じ、内面の演技に脱帽。見たのは2回目なのですが、以前より光州事件を感じました。



「タクシー運転手の約束は海を越えて」ソン・ガンホ、こちらも2度目鑑賞。すっかり内容も忘れていました。でもいい映画です。



金曜日には新宿サザンシアターで、民藝公演を観劇。楽しみました。高齢の別府康子さんがしっかり舞台に立っておられ、私も元気に年を経りたいなあとしみじみ思いました。



土日は雨で家に籠りビデオを5本見続ける。夕方雨があがり、近くの川沿いを散歩。家に籠っていた方が、皆、外にでてきてランニング。

私は大好きな黒湯にどっぷり浸かり、リフレッシュしてきました。
さて私も動きだします。傍観者でなく演じる側に。


2025年5月11日日曜日

明響・中森明菜

 


CDが届きました。様々なアーチストも参加しており、曲が新鮮に聞こえてきます。まさに私の青春の曲達です。Aⅾo「十戒」、CHEMISTRY「ミ・アモーレ」👍👍



土曜日。劇団民藝「ローズのジレンマ」観劇。ニール・サイモン、戯曲があたたかでした。


日曜日。「エアースイミング」久保庭さんと観劇。今年この戯曲で「よなよな」公演。勉強!




滝沢修さん長男執筆。独房での記述は目も見張る。演劇論「俳優の創造」を読み直して納得。様々な演劇論はあるが独学になりがちな自分にメス。



ゴールデンウイーク第3弾は雨あがり、芝居観劇後、寺を散策。さてまた明日から~

仕事の面では管理業務という新たなフィールドの中でもうすぐ2年。戸惑い、業務分担も増え目も回る日々ではありましたが、最近確かに自分の中で感じることがある。視野が広がった。日々問題は起きるが、前へ貫くことで後押ししてくれる。

そしてまた本を読み始めました。一時、読まなくなった時期もありましたが。自分一人の頭脳ではとても処理しきれない。

音楽、演劇論、仕事、全ては繋がっている。自分だけの視点で物を運ぼうとすると狭くなる。けれど最後には自分で決めなければならないこともある。そこまでの道のりにどれだけ豊かになれるか。腑に落ちるか。ああ、泣きながら日々更新です!

2025年5月4日日曜日

水平線のうた




阿部寛主演「水平線のうた」



一曲のメロディーが・・・。録画し一気に見ました。最近のドラマはやはりNHKがクオリティが高い気がします。女学生役の役者さんがしっかりしていて音大生の男子も繊細で、全体的にバランスが取れている。ドキュメンタリーな要素もあり身につまされながらも、未来へエールを。


       明治の文豪 徳富蘆花の墓

 ゴールデンウイーク第2弾

ランチに筍の釜めしを平げ、蘆花恒春園に。「不如帰(ホトトギス)」で一躍有名に。徳富蘆花の住まいと庭を探索。実は読んだことなく…。でも違う意味で感動しました。

記念館に入るとトルストイとの手紙もあり。明治39年、蘆花はトルストイの「われら何を為すべきや」に感動し、上海、香港、コロンボ、エルサレムを経由し、ロシアに辿り着く。

別れに際して「君は農業で生活することはできないかね」とトルストイに尋ねられ、自然の中で農業生活を始めることを決意する。日本に戻り武蔵野の自然の中で晴耕雨読の生活へ。



その足で世田谷温泉へ。湯上りでも寒くなく風が気持ちいい。



今年の予定です。9月リーディング、詳細は6月に。  11月よなよな公演「エアースイミング」

日程等、また追ってお伝させて頂きます。

2025年4月29日火曜日

袋田の滝/月居山(つきおれさん)




「よなよな」久保庭さんの芝居観劇に土浦迄。当日は水戸で一泊。翌日快晴、袋田の滝へ。写真で見るより迫力満点です。



鯉登り、鮎登り、鰻登り




久しぶりに鮎を食らいつき、さて月居山へ。





吉田類さんも百低山で登っておられました。





山々の花は小さくとも可憐に開花。




こんないい季節、楽しまなくては。
私のゴールデンウィーク第1弾、始まりました。



 りんごの花。

5月に入りましたら、今年の芝居がざっくり決まりましたので報告させて頂きます。
よろしくお願いいたします!

2025年4月19日土曜日

東京ビックサイト

 


久しぶりにゆりかもめに乗り、国際展示場へ。食・飲料を探索。

https://drinkaugusto.com/

テキーラ、喉に突き刺さり、今回の私のベストです。



ラテン、皆明るい。ああ、楽しかった。



右にある紫のグラデーションカラーの瓶は本当に美しかったです。熟成感、香り、最高です!





こちらはご夫婦。優しく説明してくださいました。


美女。こちらも独特な味わい。


セルビア、

週末に大使館で開催される会にも声をかけて下さいましたが予定があり残念。



飲料はワインが主流ですが、今回はドイツが多かったイメージ、ポルトガル、ジョージア、スペイン…。出会いの場であり、発見の場。



赤はこちらがよかった。言葉少なな紳士が三代に渡ってフランスのぶどう畑で醸造。


~帰りはヘロヘロ。ゆりかもめを反対方向に乗っていましたが、お天気もよく海に夕陽が反射していてきれい。ゆっくり帰りました。





地元では、藤がもう…
今年もこれから。芽がでて膨らみ、花が咲き、どんな一年になるのやら。

遊んでいるうちに、リーディングのお話を頂きました。今年は、二人芝居1本に絞りじっくりやっていこうかと思っていましたが、さて挑戦してみますか…