紫陽花の咲く季節になると、先生のお葬式に行くときに、喪服を着て慌てて自転車にまたがり落ち、黒いストッキングの下から血が流れだし、呆然としていた。そんな個人的な映像を思いだします。
この都度、銕仙会能楽研修所に於いて、十三回忌を行うこととなりました。ご興味のある方、一緒に思い出されたい方、お気持ちがありましたらどうぞいらしてください。本日は献杯です。
2019年6月23日(日)14時~16時(30分前開場)
銕仙会能楽研修所 東京都港区南青山4-21-29
東京メトロ「表参道」駅下車(銀座線・千代田線・半蔵門線)
A4・A5出口より坂道下り信号角
参加費 3500円(付 書籍)
出演/新井純 和泉舞 江幡洋子 大村未童 観世葉子 日下範子
坂本容志枝 篠本賢一 仁木恭子 前田真里衣 をはり万造(五十音順)
柴田稔(能楽師:特別出演)
坂本容志枝 篠本賢一 仁木恭子 前田真里衣 をはり万造(五十音順)
柴田稔(能楽師:特別出演)
演奏/大和田葉子(フルート)設楽瞬山(尺八)丸山剛弘(チェロ)
協力/岡橋和彦、岡本章、笠井賢一、首藤美恵、宮内勝、アトリエそら、(公)せたがや文化財団、流山児★事務所、銕仙会
書籍編纂/石原重治、笠原拓郎、望月通治 藤久ミネ
主催/ヒデオゼミ
観世榮夫(かんぜひでお、1927年- 2007年)観世雅雪(七世銕之丞)の二男。兄の寿夫、弟の静夫(八世銕之亟)と“観世3兄弟”として知られる。3歳で初舞台を踏み、6歳で初シテ。観世流シテ方でありながら、故喜多実に私淑して1949年、喜多流・後藤得三の芸養子となり、後藤栄夫を名乗る。1953年、兄らと華の会を結成。1958年には能楽協会を離脱。1960年、福田善之らと劇団青年芸術劇場を旗揚げし、新劇、オペラの演出も手がけ、舞台、映画で俳優としても活動する。1970年、兄を中心とした冥の会にも参加。1979年、兄の死の直後、能界に復帰した。能役者ながら小劇場の演劇にまで出演する希有な俳優として活躍し、伝統演劇と現代演劇の橋渡し役を担った。