映画撮影の為、山梨まで。富士山の真下、富士山をこんなに近く大きく見れることは心が幸福感で漲っていきます。紅葉が美しくホテルもなかなか取れないとのこと。
今回の宿は、隠れ家的な本当に質のよい素敵なホテルに宿泊しました。キャンドルライト、薄暗さ、朝食のスープの美味しさ。客室は三室しかなく、上質のおもてなしをしてくださり、陶芸品に囲まれ、洋風な肌触りと、手作りのあたたかさが心地よく。
夜は霧が立ちこめ、窓から幻想的な世界が広がっています。都会を離れ車でしか来れないこの宿で、映画のカットシーンでの集中に、舞台と違った作業に挑み、疲れ、でも楽しくなってきている自分を感じています。
私の出番は今回で全て撮りきりました。長いスタンスで関わった初映画。来年初夏公開予定。どうぞお楽しみに。
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私が死に行く最後のシーンを撮りきった後、ため息をついていると「ちゃんと死んできたかい?」と、この家主さんは温かく声をかけてくださり、写真を撮ってくださいました ↓↓